Bloodest Saxophone in Down Beat Deluxe @ Kawasaki Club Citta (10th Apr '05)
ジャズのクラシックナンバーが流れ、Bloodest Saxophoneが登場。風貌は禁酒法時代のマフィアのようで、そら度肝を抜かれましたよ。一糸乱れぬ髪型(リーゼント×4、スキンヘッド、ポークパイハット)でキメていた。 |

緻密に練り上げられたドラムの縦ノリが黒塗りフォードのエンジンならば、ブロウしまくるテナー&バリトンのサックス陣は2本出しのマフラーで、トロンボーンは遮る車を退かすクラクションだ。細かなテクニックで1、2弦をせわしなく震わせるギターはバックミラーからぶら下げられたダイス。運転手はもちろんメンバー全員であり、めいっぱいのオーディエンスを乗せジャンプやバップをしながらのスリリングな小旅行をブッキングしてくれる。
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一途にメインストリートを突き進んで行くかと思えば、突然脇道へと入り「シャバダバシャバダバ…」と11PMのオープニングばりのスキャットを披露したりする。また、"以外とモロッコ"はキャレキシコに通じるTEX-MEX(テキサス/メキシコ)ナンバーであるが、先に「以外と」なんて念押しされては、こちらはただの無知な子供となって小躍りするしかなかった。 |
- set list - (原文のまま)
オープニング / 走れヤングコーン / スピンアラウンド / Talk of The 52nd / ティックル / 意外とモロッコ / 暗がりでツイスト / ポークチョップチックM |
report by taiki and photos by hanasan |
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