特集 : The Captains - 君たちといつまでも
- part2 -
The Captains @ Shinjuku Marz (26th Feb. '05)
【僕らにしてみれば愛の炎を燃やすだけですね】
そして迎えた当日、30分くらい前に会場に着くと、すでに前ステージ前に行ける状態ではなく、期待がライヴハウスを満たしていた。流れているのは、60年代の洋楽ポップスを日本語でカヴァーした曲が中心だった。そして19:20くらいだっただろうか、客電が落ちて、寺内タケシの"ペルシャの市場にて"が流れ、それに合わせてお客さんたちは一斉に手拍子、まずは寄席に出てくる芸人のように手を叩きながら現れるヒザシを先頭に、テッド、ヨースケの3人が現れる。そして、いつものように赤いバラを片手に身をくねらせながらの登場だ。
まず1曲目は"お前一番星"。「一番星〜、一番星〜、みーつけたー」という歌詞に合わせて、お客さんが人差し指を掲げる。そしてヒザシやテッドの動きに合わせて、小刻みに踊るので、ステージ前には波ができる。1曲目から素晴らしい幸せの瞬間が訪れる。
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"青春真っ只中の暴れ太鼓"ヨースケは「一本一本が真剣勝負なんです、もちろん気合は半端じゃないんです」との意気込みを感じさせるように「ロックンロールで歌舞伎町をブッ壊そうぜ!」と言う。
3曲目は"フーアーユー?"。ヴォーカルを傷彦とヒザシで分け合うメジャーコードで明るく楽しいナンバー。もしかしたら、この日のためにアレンジを変えてきてない?と思ったりする。ギターソロも最初が傷彦、次にヒザシが弾くのだった。続けて4曲目が"砂浜ラブレター"。テッドの「あなた〜分かってください〜」という歌から始まるんだけど、澄んだ、本当にいい声だと思う。もちろん傷彦による恒例のラブレター配りも怠らず。
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2曲目は"恋するマタドール"。ヒザシのスパニッシュ風ギター、テッドのベースに導かれて傷彦がフラメンコよろしく踊る。傷彦が「もっと来い!歌舞伎町」と挑発する。そして、恒例のメンバー紹介へ。"ささやかなカリスマ"ヒザシは「『ワン・ツー・ドーン!』という勢いでみんなと分かち合いたいですね。その日の空気をエネルギーを感じたいですね」とインタビューのときに語ったように、いつもようにお客さんとのコール&レスポンスを楽しむ。"やさしさそのもの"テッドは「僕はライヴをやっていて お客さんが僕らの演奏、言葉に対して、がーっと笑った瞬間が凄く気持ちがいいんですよ。それが何百人といるんで、僕がどうなるんだろう?皆さんが健康で来てくれれば嬉しいと思います」という言葉通りに「健やかに朗らかに」と挨拶。
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7曲目"ノーノーメモリー"では、傷彦はギターを置いて、70年代のアイドルのような振り付けで歌う。ステージ前に詰め掛けた女子たちの瞳は星のように輝く。このあたりから普段の対バンありのライヴにはない時間帯に入ってくる。インタビューで「いつものライヴより長い時間やりますが」と聞くと「長い時間かけて愛を交換しあおうよ、と。限られた時間なら限られて時間なりの恋愛の仕方があるんですね、もっと言えば人生は限られているわけで、その中でいかに燃焼するか。僕らにしてみれば愛の炎を燃やすだけですね」と傷彦は答える。
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そして新曲として紹介された5曲目の"二人はダイヤモンド"。これはイントロを聴いてぶったまげた。もろにキンクスの"You Really Got Me"なのだ。その硬質なリフに乗せて傷彦の濃い世界の歌詞が歌われ、サビでは一転して明るい感じで、そんなジェットコースターな展開が素晴らしい。お客さんも早速手を振ったりして反応が良い。6曲目"黄昏流星群"。傷彦のモズライトのカッティング、ヒザシのストラトのタッピングの2つのタイプの違ったギターが楽しめる。
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report by nob and photo by keco
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