韓国ロック特集 - Rockin' Seoul!
mag radの韓国インディー・ロック・レポート
part 4 - Interview
『SUGARDONUT』
ココアのライブ翌日、レコード・レーベルのサムジーのオフィスがあるビルにて、ココア、ナスティヨーナ、シュガードーナッツへのインタビューをする機会をもらえた。到着したこちら取材チームより先にオフィスで待っていてくれたのは、シュガードーナッツのメンバーだ。元々インターネットを通じて知り合ったというメンバーがバンドを結成したのは、三年前の夏。去年の夏には、フジロック・フェスティバルのレッドマーキーへの出演も果たしている。
●元々どんな音楽が好きだったんですか?
チャンス(Vocal/Guitar)「子供の頃は、めちゃくちゃポピュラーな音楽ばかり聴いていたね。その後、メタルを聴き出して。それからニルバーナやレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンに影響を受けたね。エナジーのある音楽が好きなんだ」
ディアル(Drums)「ヘビーメタル、デスメタルを聴いて、それからニルバーナ、ウィーザーを聴いたね。あと、エモコアのバンド。ユーズドとか。元ゴーイング・ステディのタケオさんとスネイル・ランプのイシマルさんがやってるミルナッツとも仲がいいんだよ」
タク(Bass)「ぼくはパンテラだね。あと、インキュバス、ニュー・ファウンド・グローリーとか」
●そういった音楽のどんなところに惹かれたんだと思います?
ディアル「力強さだね」
チャンス「その時代その時代で一番個性を持っていて、パワーのあるバンドたちだったからだね」
メンバー自身語っているように、シュガードーナッツの音には、エモコアやメロディック・パンクといった90s-00sのUSロックからの影響が大きく感じられる。しかし、お手本にするバンドの歌詞は当然全て英語。日本でもメロディック・パンクのブームのなか、英語で歌うバンドや、そこから日本語で歌い始めたバンドなど、それぞれのバンドが歌う言葉について折り合いをつけてきた。シュガードーナッツも母国語の韓国語で歌うことに葛藤はなかったのだろうか。
●アメリカのアーティストから影響を受けているようだけど、英語で歌おうと思わなかったの?
チャンス「やっぱり、ぼくが住んでいるのは韓国だし。あと韓国は保守的なところもあって、韓国の言葉で歌わないと認めてもらえないところもあるんだ。次に出すアルバムでは、韓国語のバージョンと、英語のバージョンの2種類出そうと思ってるよ」
●次のアルバムの曲はもう出来ているんですか?
チャンス「今のところまだデモの段階だけど。今よりももっと成長したバンドの姿を見せたいと思ってる」
●作曲のクレジットが個人ではなくて"シュガードーナッツ"になっているのはどうして?
チ「曲のテーマは誰か一人がもってくるものなんだけど、バンドの音楽って一人で作れるものじゃないと思うし。シュガードーナッツの曲は、シュガードーナッツっていうバンドで作るものだから、バンドの名前をクレジットしてるんだよ」
●でも、「これは俺が作ったんだ」とか、言い争いになることはない?
ディアル「(一同笑)。そんなことはないよ。バンド全員で作った歌だと思ってるよ」
●バンドの他に何か仕事を持ってるの?
ディアル「今はバンド・オンリーだね。あと、ちょっとだけドラムを教えてる。女の子限定だけどね(笑)休みの日はミュージック・ビデオをよく見て、ライブのときのアクションを考えたりしてる」
タク「オフの日はぼくは家で休んでる。パソコンでゲームをやったりするね」
チャンス「家でミシンを使ってカバンを作ってるよ。まだ売るほどは作れていないけど。時間が限られてるから、バンド活動と仕事を両立するのって難しいんだよね」
インタビューの間中、冗談を交えながら喋り、やんちゃなイメージが強いのだが、その裏でインディー・シーンでサバイブしてきている強さも覗かせる。先輩としてインディー・シーンを切り開いてきたココアについては、「自分がやらないといけないことをやりながら、ずっと長い間バンドを頑張ってる、素晴らしい人たちだと思う」とリスペクトのコメントを残してくれた。いよいよ次はココアへのインタビューだ。
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report by rad and photo by hanasan
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韓国ロック特集 - Rockin' Seoul!
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mag radの韓国インディー・ロック・レポート : report by rad, photo by hanasan
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Interview : SUGARDONUT (04/06/12 @ Seoul, KOREA)
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