button韓国ロック特集 - Rockin' Seoul!

mag radの韓国インディー・ロック・レポート

part 10 - Interview

『NASTYONA』
vol.2

NASTYONA ●ごく自然に曲が出てくるんですね

ヨナ「そう」

ホジン「おならみたいに我慢する必要がないのはいいね(笑)」

●自分の個人的な経験を反映した内省的な曲が多いんですか?

ヨナ「自分の生活のなかであったことを歌にするのが自分にはあってると思う。だからこれから新しいアルバムの曲を作ったら、そのときの自分の性格が影響してくると思う。それがどんな曲になるか今は言えないわ」

●そういう歌を歌っていて辛く感じることはない?

ヨナ「うん、悲しくなるときもある」

●自分のことを自己破壊的だと思う?

ヨナ「アニー・エルノーっていうフランスの作家がいるんだけど、普通の小説と違って自分の生活を描いている人なの。その小説を読んで、私みたいに自分のことをさらけだして書いている人がいるんだなっていう共感を持ったわ。私の歌を聴いてくれた人が、私がアニーに対して感じたようなことを感じてくれたら嬉しいわ」

 こちらを見ては何度もいきなり笑いだしたり、こちらの喋る日本語をいきなり真似してみたりと、ヨナはインタビューの最中も、掴み所のないミステリアスな面を見せてくれる。ただ、こちらが質問をすると、ハキハキと答えるその姿は、二十歳を過ぎたばかりの普通の女の子と言っていいだろう。その彼女がライブのときは、人が変わったような表情でパフォーマンスをするという。そこに何か特別な秘密があるのだろうか。

●ライブのときにヨナがキーボードを見ないで、ずっと観客のほうを向いてるのはどうして?

ヨナ「下を見ないのは、ただ見ないでも弾けるからで(笑)。前を向いているのは、お客さんと目を合わせたほうが心をつかめるんじゃないかと思ってやってるの」
NASTYONA

●ライブのときのある種恐さすら感じる表情と、ステージを降りたあとの明るい表情とのギャップに驚いたんだよね

ヨナ「ライブのときは、意図して切り替えてやっているわ。でも、ライブのときのヨナも自分だし、普段の明るいヨナも自分だし」

●先日のライブで2セットやったときに同じ曲をまったく違うように演奏したと聞いたんだけど。

ヨナ「コンセプトがふたつあって、いい人のヨナと悪い人のヨナっていうのがあって、白い服を着ていい人の役をやったり、黒い服を着て悪い人の役をやったりしたの。そのときは初めての単独ライブだったから、いつも来てくれる人にもいままでと違うところを見せたかったの」

●ナスティヨーナはとてもユニークなスタイルのバンドだと思うんだけど、自分たちに一番近いスタイルのアーティストがいるとしたら誰かな?

ヨナ「いないわね。日本には私たちに近いバンドっていないの?」

●ぼくは見たことないな

ヨナ「ありがとう。日本には私たちみたいなバンドがいるんじゃないかと思っていたから、すごく嬉しいわ」

ホジン「韓国では『日本っぽいね』ってよく言われるんだ」

●韓国の人は日本の音楽にどんなイメージを持ってるの?

ヨナ「みんなが好きっていうよりも、マニア受けする感じ。西洋の音楽そのままっていうんじゃなくて、それを聴いてそこから新しいものを作っているっていう音楽が多いから、そういう風に捉えられてるんじゃないかと思うわ」

●日本で好きなミュージシャンはいますか?

ヨナ「坂本龍一、あとラブ・サイケデリコが好きだわ。何かが生まれてくる力強いものを感じるの。シンバルズ、m-floも好き。あと安室奈美恵に『きれいですね』って伝えてあげて(笑)」

 ホジンとヨナという元々は全く違うフィールドにいた、二人の出会いによって生まれたナスティヨーナの音楽。「歌を作るとき、歌うとき、ステージに立つとき。どんなときでも何の壁もなく、なんでもとりいれるような感じにしてやっていったら、何か新しいものができるんじゃないかっていうのをコンセプトにしてるの」とヨナは語っている。これまではヨナだけが曲を作っていたが、今は他のメンバーもそれぞれ曲作りを始めているという。これかれのナスティヨーナが生み出す、新しい"何か"を期待して待とう。



report by rad and photo by hanasan

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韓国ロック特集 - Rockin' Seoul!

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 part 1 - はじめに
 part 2 - 韓国到着
 part 3 - Cocore LIVE in ソウル
 part 4 - Interview Sugardonut
 part 5 - Interview Cocore vol.1
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