韓国ロック特集 - Rockin' Seoul!
mag radの韓国インディー・ロック・レポート
part 8 - Interview
『COCORE』 vol.4
●音楽とは全く違う仕事もしてるの?
ジェクォン「うん。ぼくは服屋をやってる。フリーマーケットだね」
ウソン「会社に行ってるよ。辞めたいんだけどね(苦笑)」
ジェクォン「でも、音楽だけやってても、音楽が生きてこないんじゃないかって思うんだ。何か他に影響を受けるものがあったほうがいいと思う」
ミョンス「個人的な意見としては、音楽だけやって、あとは酒を飲んで、友達と会って遊んでるほうがいいなあ(笑)」
ジェクォン「ロックンロール・ライフってやつだね(一同笑)」
ミョンス「そういきたいとこだけど、なかなか難しいね」
●みんな結婚してるんですか?
ウソン「ぼくは結婚してるよ」
●それだと生活も大変ですよね?
ウソン「ポップスターになれなかったら、やっぱりそういう風には生きていけないよね。けど、そこまでいったら人生としてそこまで楽しくないと思うんだよね」
ジェクォン「韓国でスターになろうと思ったら、メディアを通さない限り無理なんだよね。そうやってマスコミを巻き込めるようなライブをするっていうのは難しいよ。アルバムを売ったところで収益がバンドには全然返ってこないし、ライブをやっても本当に少ししか返ってこないし。韓国でインディーズで暮らしていくのは本当に難しいんだ」
●両親には「もうやめなさい」みたいなことは言われないんですか?
ウソン「だから会社に行ってるんだよ(笑)」
ジェクォン「結婚しろってことはよく言われるんだけど、『結婚したらちゃんと養っていけるのか』って言い方もされるね」
ウソン「バンドを維持するのに一番難しいのは、まず兵役の問題だね。韓国の場合はバンドをやる若い人たちが、軍隊に行かないといけないからね。あとは経済的にバンドを維持するのが難しいよ」
ウソン「韓国の冗談で軍隊に行かなかった人を"神様の子"っていうんだ。それぐらい軍隊に行かない人って珍しいことなんだよね」
※ 韓国での兵役は19才から29才まで。期間は2年2か月。20才すぎに入隊するのが一般的だという。
音楽とかけ離れた仕事をこなす傍ら、バンドのプロデュースや、別ユニットでの活動など、ココアのメンバーはバンド外の音楽活動も積極的に行っている。では、ココアというバンドに対して、メンバーは改めてどんな思いを持っているのだろうか。最後に訊いてみた。
ウソン「バンドの活動が中心にあって、それ以外の空いてる時間を埋めるために他の仕事をやりだしたんだよね。そうやってみたものの『何か足りないな』って思うときがあって。それを補える場所がココアなんだよね。他のことをやってみても、最後に行き着くところはココアなんだよね」
●ココアは自分の人生のなかでも大きいもの?
ジェクォン「一番若い積極的な時間をココアで過ごしていると思うよ」
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report by rad and photo by hanasan
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