韓国ロック特集 - Rockin' Seoul!
mag radの韓国インディー・ロック・レポート
part 7 - Interview
『COCORE』 vol.3
●そういう状況のなかでロックをやるのは簡単なことではなかったと思うんですが、それでもやろうと思ったのは?
ウソン「悪いって言われていても、若い連中はロックやバンドが好きで、それでやってたんだ」
ジェクォン「何かをやらないといけないっていうんじゃなくて、とにかくやりたいからやるっていう。そういう気持ちさえあれば状況なんかどうにでもなると思う」
●その状況のなかでどうやって音楽を知っていったんですか?
ウソン「たいがいのものは禁止になってたんだけど、海賊版のようなものを闇市で買ってたね」
●いつまで政府の規制はあったんですか?
ミョンス「少しずつ緩くなっていったんだけど、それまではリリースする前に歌詞に問題がないかとかをチェックされてたんだ。90年代始めにそれがなくなったことは覚えてる」
●その対象は韓国のバンドだけ?
ミョンス「いや、海外の音楽もだね。メタリカの場合でも、ひっかかる曲があればそれだけ抜いて販売になったりとか」
●韓国ってロックのマーケットは小さいんですか?
ウソン「ジャンルでみても小さいし、マニア受けみたいな感じで、数も小さいね」
ミョンス「ダンスミュージックやアイドルグループが、バンバン出て来てるから、インディーっていうのを抜きにしてもロック自体がマイナーなんだよね」
●じゃあメジャーのなかでもロックバンドはあまりない?
ミョンス「メジャーでもロックは小さいね。今の韓国だと、ダンスミュージックかバラードしか流行らないんだ」
ウソン「もしロックバンドがでてきても"ロックバラード"になっちゃうんじゃないかな(笑)」
ミョンス「ダンスミュージックは明るい歌ばっかりだし、バラードになると今度は生き別れだとかそういうテーマの悲しい歌ばっかりになっちゃうんだよね」
●じゃあメジャーのなかでもロックバンドはあまりない?
ミョンス「メジャーでもロックは小さいね。今の韓国だと、ダンスミュージックかバラードしか流行らないんだ」
ウソン「もしロックバンドがでてきても"ロックバラード"になっちゃうんじゃないかな(笑)」
ミョンス「ダンスミュージックは明るい歌ばっかりだし、バラードになると今度は生き別れだとかそういうテーマの悲しい歌ばっかりになっちゃうんだよね」
●それでもバンドを続けるエネルギーってどこから来るんですか?
ウソン「マーケットがそんな感じだから、それに対する反発かな(笑)。やっぱりロックミュージシャンはちょっとおかしい人が多いから。テレビでたくさん出てるものへの反発かな」
80年代にミョンスが聴いていたという、シン・ジュヒョンのCDを韓国のCDショップで購入し、聴いてみた。ドラム、ベース、ギターと、それぞれの楽器の輪郭がクッキリした音作り。60年代のブリティッシュ・バンドを思わせるグルービーな演奏はかなりカッコイイが、聴いているこちらまでツバが飛んできそうなアクの強いボーカルは、正直言って、今の韓国ロックを聴いた耳にはあまり馴染まなかった。ただ、その力のこもったボーカルからは、ロック、音楽への強烈な思いを感じることができた。そのスピリットは、10代の頃を韓国ロックにとって冬の時代に過ごし、その後、韓国のインディー・シーンを切り開いた今でも、バンドだけで生活することはできないという厳しい状況のなかで活動を続けて来た、ココアを勇気づけたのかもしれない。
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report by rad and photo by hanasan<
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韓国ロック特集 - Rockin' Seoul!
Intro : 韓国ロックをチェックしろ! : photo and comment by hanasan
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mag radの韓国インディー・ロック・レポート : report by rad, photo by hanasan
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