韓国ロック特集 - Rockin' Seoul!
mag radの韓国インディー・ロック・レポート
part 6 - Interview
『COCORE』 vol.2
●60年代、70年代の音楽に詳しいみたいですけど、どうやって知っていったんですか?
ウソン「ひとつのバンドが好きになったら、そのバンドが誰に影響されたかを探していったんだよね。たまたま聴いた曲から広がっていったりして」
ジェクォン「all music.comっていうウェブサイトがあって、そこで探したりとかして。どんどんリンクの中に入っていって」
これまでの作品ではウソンとミョンスがほとんど全ての曲を作っていたというが、この『スーパー・スターズ』には、これまでで初めてジェクォン作の曲が収められている。
●どうして今回は自分の曲をアルバムに入れようと思ったんですか?
ジェクォン「メンバーに言われて、ね(笑)」
ウソン「ジェクォンが作ってたのはみんな知ってたんだけど、聴かせてくれなかったんだよ。『聴かせろ、聴かせろ』っていって、聴かせてもらったら『やっぱりいいじゃないか』っていう。次のアルバムも考えてるんだけど、だいぶジェクォンの曲も入りそうだよ。すごく期待してもいいくらいの曲ばっかりだね」
●ジェクォンに影響されて、ウソンやミョンスの曲作りが変わったりはしました?
ウソン「個人的にも影響は受けてるね。ジェクォンの曲は、ダンスミュージックの様子が強いから。これからはメンバーみんなで一緒に曲を作っていこうとも思ってる。お互いにいい影響を受けてるね」
バンドの傍らDJもこなすというジェクォンの、エレクトロニカ色の濃いトラックは、ギター・ロックの曲群のなかでもひときわ耳にとまるインパクトを持っている。『スーパー・スターズ』リリースから一年半が過ぎた今、これからバンドはどういった音を聴かせてくれるのだろうか。
●次のアルバムはどんなものになるか見えてきましたか?
ジェクォン「やっぱりジャンルにはこだわらないね。若干、サイケデリックな要素が入ってくると思うよ」
●サイケデリックな音楽は好きですか?
ウソン「大好きだね」
●昨日のライブのインスト曲なんかは、ファンキーなグレイトフル・デッドみたいに聴こえたんだけど。
ウソン「ほんとに!それはありがとう」
●ところで、韓国語で歌いづらく感じることってありますか?
ウソン「だいたいのことが難しいね。"revolution"って言葉があるよね。その言葉は韓国語だと"ヒョンミョン"っていうんだけど。"revolution"で聴いたらすごくいいフレーズなのに、それを"ヒョンミョン"にしたら『えっ?』って思ったり」
ミョンス「元々英語の歌を韓国語に直して歌うっていうのが、コメディ番組でやったりもしてて。韓国語にそのまま直すっていうのは、あまりいいイメージは持たれないよね」
●韓国語は歌詞にメロディーをのせていくことが難しい?
ジェクォン「英語に比べると、韓国語は強い印象を与える発音になるよね。日本の人は韓国語を聞いたときに、喧嘩をしているようなイメージを受けたりすることがあるでしょ」
ミョンス「音に言葉をのせるときに自然に聞こえるように言葉をのせないといけないから、そういうところには神経を使ってるよ」
ここまでの話でお気付きかと思うが、ココアの歌詞はそのほとんどが韓国語だ。日本人であるぼくの耳から聴くと、韓国語で歌う彼らの曲は、日本語のロックよりも、音と言葉の調和がよくとれているように感じる。韓国インディー・シーンを切り開いてきた彼らだが、では、それよりも前に韓国には彼らがモデルとするようなロックバンドはあったのだろうか。彼らのルーツを探ってみた。
●楽器を始めたのはいつ?
ミョンス「小学校六年生のときだね。エレキ・ギターは高校に入ってからだね」
●楽器を始めたころは、ロックをとりまく環境はどんな感じだったんですか?
ミョンス「大衆的にはロックは全然なかったね。もっとずっと昔はあったんだけど、ぼくたちがやり始めた頃は全然なかったね。70年代の頃の音楽を80年代のときによく聴いてたよ。シン・ジュヒョンとかね。’75年に政府が『ロックや西洋の音楽は悪い音楽だ』って言い始めたんだよね。政府がそうする前は、韓国にはアメリカの部隊もあるし、バンドがたくさんあったんだよね」
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report by rad and photo by hanasan
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韓国ロック特集 - Rockin' Seoul!
Intro : 韓国ロックをチェックしろ! : photo and comment by hanasan
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mag radの韓国インディー・ロック・レポート : report by rad, photo by hanasan
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