MOD MAYDAY '04 @ Club CITTA' Kawasaki (15th May '04)
M◎D SUIT RIOT!
- part.2 -
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The Hairはライブの新しい形を表現していた。ステージ上にはマイクすらなく、あるのはパソコンと次のバンドのドラムセットのみ。破壊の限りをつくしたという、過去の面影はない。パソコンを操り音を生み出すあいさとうと、ただ黙々と雑誌を読む、おもちゃのワープロを持って体を揺らす二人の「演者」がいる。モッズのバイブル『QUADROPHENIA(さらば青春の光)』の雰囲気とは違うが、されど根底にはモッズとしての信念がある。「バンド形態のライブ」という固定観念を払い、アート的センスも要求される彼らのライブは何よりも新しく、これからの時代とうまくマッチしていくはずだ。
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The 5,6,7,8'sはThe Sonics、Flamin' Grooviesらに代表されるガレージ勢もR&Bを通してモッズと繋がっているということを改めて教えてくれたバンドだ。ロッカーズとの繋がりもあるという部分で、モッズvsロッカーズ&テッズ(1964年@ブライトン)の図式が浮かび戸惑った者もいるだろうが、元はといえばロックンロール自体がR&Bから生まれたもの。スタイリッシュに決めるのか、荒々しく突っ走るのか、それだけの違いだ。ゴロッパチは、ふらりと現れたMAD3のEDDIE(それもそのはず、元メンバーです)を筆頭としたロッカーズや、テッズもいたこの日のMAYDAYに違和感なくハマっていた。
3ピースで最大限に鳴らすぶっといサウンドにガールズバンドらしい甲高い声でSam Cookeの"SHAKE"(M◎D MAYDAYだから、Small Facesのカバーといったほうが妥当かな)をプレイされたら、モッズだろうと完全ノックアウト。押しに押しまくったガレージサウンドが40年越しのロッカーズからのモッズへの返答となり、独特な光を放っていた。BSAやTRIAMPHと一緒にスクーターが走る日も近いのか?
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日本のモッズシーンを語るには、先ほど触れたThe Hairと共に欠かす事ができないのThe Collectors。さかのぼればGS(グループサウンズ)と呼ばれたThe TigersやThe Spidersもモッズに影響を受けていていたのは事実。後のネオGSブームに乗りつつも、それを凌駕する音楽世界によってバンドは特別な存在へとなっていった。初めてのThe Collectorsのライブ体験だったが、らしさを失わず歌詞やリフにThe Whoはもちろん、Manfred Mann等へのリスペクトが表れ、いやがおうにも気分は盛り上がる。
出るところは出して締めるところは締める。ビートがキモのモッズ、あこがれとなるのも頷けるところだ。気持ちが「ほっこり」する優しげな加藤ひさしの歌もたまらない。未だに聞けてないのだが、Martha & The Vandellasの"HEAT WAVE"(The WhoやThe Jamも…説明不要!)日本語カバーを、相当な欲張りだとは思いますが、聞きたかったなぁ。
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『QUADROPHENIA』にも楽曲提供をしたバンド、The Kingsmenの"LOUIE LOUIE"(オリジナルはRichard Berry)をいきなりカバーしたThe Bossは、さすが常連というか、自身のほどがうかがえる。彼らがステージに現れた瞬間からステージには人がワンサカ、軽いIGGY POP状態となっている(そういえば"LOUIE LOUIE"はIGGYもカバーしてた。他に挙げたらキリがないのでやめておこう)。二本のギターでたたみかけるR&Bがモッズの酸いも甘いも教えてくれた上に、メンバーがそろいも揃って「古き良き」時代をごっそりステージに持ち出していた。そのおかげか、こちとら7inch漁りの復活で金銭感覚崩壊しそうだよ。
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report by taiki and photo by hiroqui, maikokko
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