south by south west SXSW04 @ Austin, TEXAS (17th - 20th Mar '04)
- High Light - part.1
アメリカにある小さな街で行なわれた、ミュージック・フェスティバル「south by south west(以下SXSW04)」。インディーズロックの見本市としても知られ、世界中から音楽関係者があつまる全米最大級のイベントである。場所は、アメリカ南部テキサス州オースチン。メキシコと長い国境を接するので、メキシコ文化が濃厚に反映されている。そんな中で行なわれた「SXSW04」は、今年で19回目を向かえ、28カ国から出演アーティスト1200組、参加者2万人以上が集まった。日本からは、"氣志團"や"くるり"といった蒼々たるバンドを筆頭に全17バンドが出演。その中には、smashing mag一押しバンド"Bleach"もいた。
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バンドの知名度に関係することなく日本・海外の良質かつ注目されるべき音楽のライブ及びイベントを中心にレポートするsmashing magでは、この名実ともに全米最大のミュージック・フェスティバル「SXSW04」を是非記事として取り上げるべく、NYからmag-ryotaが乗り込んだ。
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オースチン中央部を流れるコロラド川。この町ではタウン・レイクと呼ばれ、人々の憩いの場になっている。この川を挟んで,数多くのライブハウス、パブが存在しており、その中の50件ほどがSXSW期間中の会場としてブッキングされる。
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オースチンの3月中旬という時期は日本の夏に相当するだろうか。外はTシャツ1枚でも暑く感じ、皮膚からにじみ出るわずかな汗がTシャツ濡らす。そんなときふと入ったCOYOTE UGLY SALOONという名のBAR。入るやいきなり目に飛び込んできたのは、ウェスタンブーツにデニム地のミニスカート、そしてへそ出しTシャツの女性。カウンターの上で踊っている。カウンターイスに腰を掛けると、ちょうどスカートの中が覗けてしまう目の位置の高さになってしまう。目のやり場に困り、$3のバドワイザーを一気に飲み干してその店を後にした。
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ショーケースが行なわれるのは夜だけではない。多くの会場では昼もインディーズバンドによる演奏が行なわれている。そして、そういった会場では、フリードリンク、フリーフードサービスが付きもの。ビールはラガー1種類を提供するところが多く、食べ物は、土地柄が色濃くでているタコスが主。それに加えて、ボイルした野菜、チキン。中にはアリゲータの肉を振舞うところもあった。 |
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日中会場をハシゴしていると、タトゥーショップにいる日本人らしき女の子たち見かけた。バンドTシャツのうしろに"GITO GITO HUSTLER"と書かれている。SXSW04に出演する日本のバンドだ。NYで活動中の日本人パンクバンド"The SPUNKS"を通して、今回、SXSWにきているGITO GITO HUSTLERを紹介してもらう話になっていたから、なんとも奇遇な話だった。
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20日に行なわれた「Japan Girls Nite」。その会場となるELYSIUMの壁に貼られたポスターをまじまじと見ていた男。日本のバンドは一度も観たことはないというが、これを機会に観てみると言っていた。
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私が音楽関係者と知るや否や、アンプのうんちくを語りだした男。ギター演奏者でもあるという。一通り話が終わると、なぜか樹木の話を始めた。本職はガーデナーらしい。
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街の中心部から外れた国道沿いで見かけた長角牛(=Texas Longhorn)。完全に営利目的の見世物。長角牛の背中に乗って記念撮影が1ショット=$10。
黒人3人組のヒップホップバンド。外でフライヤーを配っていた。長々と話をしていたのだがバンド名を忘れてしまった。
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comment and photo by ryota
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mag files :
photo report (04/03/17 ~ 20 @ Austin, TEXAS) : photo by ryota
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