Jagatara Matsuri クニナマシヱ Vol.2 @ Shimokitazawa Shelter (27th Jan '04)
雑種天国 - part 1 -
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じゃがたらを知ったのは5年ぐらい前だ。といっても名前を知っただけで、曲は聞いた事がなかった。ただ単純に「じゃがいも」の別名というインパクトが強く、「INU」などと同じように、そこらへんに転がっている名詞でもバンド名になるんだな、という程度だった。江戸アケミという人も女だと思っていた。ある日、詩集を手にとって見てみたら写真があって、男であった、ということよりも、ほんのり痩せた竹内力みたいで驚いた。 |
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聞いたのは最近で、それも「暗黒大陸じゃがたら」名義の『南蛮渡来』ぐらいだ。このジャケットを見た時に感じたのはどこかおかしい、という漠然としたものだったが(チンパンジーを担いだヴォーカル、江戸アケミから何から、すべて原色で彩られている)、恐いもの見たさというか、聞きたさというか、自分でも意味不明なテンションで聞いたら、最初に一声 「あんた気に食わない」と言われた。当時は「なんでぇ?」と思いはしたが、フェラ・クティに通ずるうねったグルーヴにのせて「暗いね、暗いね、日本人て暗いね」と軽快なリズムで言い放つ江戸アケミという人物の存在感が、鼻をひん曲げるほどに匂い立っていて、イキまくっていて、圧倒された。 |
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じゃがたらのメンバーでもあり、今回のイベント『じゃがたら祭り クニナマシェ』の発起人OTOと、東京ロッカーズでも名を馳せたサヨコ(ex.ゼルダ)、ジャンベ奏者の奈良大介をあわせて、バンド名はずばりそのまま、サヨコオトナラ。今回は、サポートのコーラスに「とっちゃん」を従えた四人編成でアコースティックなライブを繰り広げた。OTOのアコギ、奈良のジャンベのリズムが、感情が心まで染み入ってくるようなサヨコのヴォーカルを支えていた。「クニナマシェクニナマシェクニナマシェ…」というサヨコの口から自然と発せられた言葉には、まるでそう唱えればアケミをはじめ、逝ってしまったじゃがたらのメンバーに会えるかもしれないという気持ちがあったに違いない。
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report by taiki and photo by nachi |
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