お揃いのmoogジャージに身を包んだ「デコボコ・コンビ」が姿を現すと、凄まじい高音の歓声。誰もが手を伸ばし手首を振っている。ベッシーホールという、どちらかと言えば男臭いライブハウスで繰り広げられるその光景は明らかにいつもと違って、何だか異様だった。
音楽の話に戻ろう。トラックはバラエティに富み、またセンスが良い。アメリカで磨かれたyoyoの才能は伊達ではないようだ。前半はパーティー・チューンで固め、"off the hook"では写真の通りタイタニック立ちも披露。無表情にやってのける辺りがいかにも力入ってない。これ、誉め言葉。
そして、"人生一度"。客席が静まり返る。瑞々しいギターの音。Goofが「一刻一刻と…」と歌い始めると、後ろのほうにいたちょっと強面の男達もがステージに見入っていた。哀愁漂うギターと、控えめだが壮大さを感じさせるストリングスアレンジ。そしてメッセージ性の強いLyric…。
 |

この曲はこれまでのSOFFetには無かったアプローチがふんだんに織り込まれた作品である。ファンに取っては意外な新曲だった、と言っていいのかも知れないが、新たな層を開拓するのにこれほど最適なナンバーは無いだろう。ステージに立ち尽くし、しっとりと歌い上げる二人の姿は、RapやHiphopを全く聴かない層にも伝わる物があったはずだ。
続けてメジャーデビュー曲"君がいるなら☆"。バー・スツールに腰掛け、Tower Recordsのフラッグの前でキャッチーなラブ・ソング歌う姿は、まるでインストアライブのよう。そのこじんまりとした演出が、かえってクリスマスらしさを高めていた。
ラストは"Music is My love"。ホーン鳴りまくりのトラックに合わせ、ラストは大合唱で締めた。 |