ディスコードの若手バンドとして、Q and Not Uと双璧を成すようになるのでは、と個人的に超期待しているBlack
Eyes。会場はベルリンのクロイツベルク地区にある、Wild at Heartだ。小さいけれどステージの周囲の壁画とミラーボールが印象的な、私がベルリンで一番気に入っているライヴハウスである。
前座のバンドの出番が終わったころに会場に着くと、ステージではメンバーが機材のセッティングをしていた。狭いステージの中央に、2台のドラムセットがほとんどくっついた状態で向い合せに組み上げられていく。「こんな配置、アリなのか?!」と呆気にとられているうちに、演奏が始まった。ライヴでの演奏は、CDよりさらにカオス度が高い。ツインドラムから叩き出されるリズムをベースに、キレまくった絶叫ボーカルの掛け合いが乗り、サックスの音やギターのノイズが彼らの曲のシュールな持ち味を増幅させていく。ホーロー製のバケツやラッパやパーカッションなど、様々な楽器(バケツは楽器ではないけれど)が次々に登場し、メンバー間の楽器の入れ替えも頻繁に行われていた。その様子を「おおー、実際はこうやって演奏していたのか!」と楽しんで眺めているうちに、ライヴはあっという間に終わってしまった。
演奏時間は、2曲のアンコールを含めて45分。もし来日してくれるなら熱烈歓迎するけど、45分じゃちょっと物足りないから、もう1、2枚新作が出た後に、是非。
comment and photo by keco