サンタラ

"イッツ・ソー・イージー" (国内盤)
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"Hey,Romantist!" (国内盤)
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CD review : It's So Easy(26th Jun. '09) : review by ai
photo report : (09/06/13 @ Shibuya B.Y.G) : photos by naoaki
photo report : (09/04/18 @ Shibuya B.Y.G) : photos by naoaki
音を身近に感じる瞬間 : (09/02/06 @ Shibuya B.Y.G) : review by ai, photos by naoaki
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photo report : (08/10/04 @ Kichijoji Star Pine's Cafe) : photos by naoaki
photo report : (08/08/02 @ Shibuya B.Y.G) : photos by naoaki
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どこか懐かしさの漂うサンタラの音楽には、ふとした日常にすんなり溶け込んでいく力がある。それだけ親しみやすい楽曲を届けている証拠だろう。いつどこで聴いたとしても、穏やかな気持ちになれるのだ。
自主レーベル「Gravy Records(グレイヴィーレコード)」を立ち上げ、約1年6ヵ月ぶりにリリースしたアルバム『It's So Easy (イッツ・ソー・イージー) 』。本作は、何かが吹っ切れたかのような清々しい音が広がっている。まさに彼らが新たな道を歩み出したと実感できる仕上がり。また、タイトルは「愛されることなんて簡単だ」ということを伝えるためにつけたという。何があろうとも応援してくれる人達への感謝の気持ちが込められているのだ。支えてくれる人がいるだけで、人は強くなれる。そんなメッセージをも含んでいる気がしてならない。
このアルバムで歌われるのは、誰かを待ちこがれる想いや帰り道に見える風景など、日々の生活のこと。彼ららしい自然体の曲達ばかりである。ヴォーカルの田村キョウコが歌う詞は、何気ないひと時に小さな幸せを運んできてくれるように温かい。ささいなことにでも喜びを見つけられる視点があるからこそ、描ける世界だと思う。そして、微妙な感情の動きまでも音色に変えてしまう砂田和俊のアコースティックギター。その音が重なることで、より一層人の体温を感じる曲になっていくのだ。
なかでも、特に聴き入ってしまったのがライヴの定番でもある"真夜中の虹"。終わりがあると知っていても、いつまでも続くことを願ってしまう。そういった悲しみの中に、希望を見つけようとする人の心が上手く映し出されている。彼らは決して、軽快なポップ感の中で嬉しい出来事ばかりを紡ぐのではない。こういう苦しみを表現できるからこそ、曲に明るさを見いだせるのではないだろうか。人の気持ちと同じように、多様な表情が楽曲から見えてくるのだ。
彼らにとって、今作のアルバムは新たなターニングポイントとなったことだろう。そして、この作品を引っさげて全国ツアーを開催。約30カ所という過去最大のツアーになるとのこと。毎日に色を添えてくれるサンタラの音楽。その心地よさをできるだけ多くの人に体感してもらいたい。
reviewed by ai
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