サブライム

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buttonCD review : Sublime : (07/10/16) : review by 石仮面の男



 2007年の夏は異常ともいえるほどの酷暑だった。そのせいでエアコンはガンガンにフル回転、冷たいものをこれでもかと大量に摂取した。そしてサブライムも浴びる様に聴いた。自分は元々夏になると無性にサブライムが聴きたくなるのだけど、今年の夏はいつもの年以上にこのバンドを聴いたなぁという気がする。

 サブライムは、ロック、スカ、パンク、レゲエなどの音楽を1つにしてグルグルとかき混ぜた(陳腐な言葉で言うなら)ミクスチャー・ロックバンドだ。このバンドの特徴は色々な音楽に対する雑食性とそれをまとめ上げるセンスの良さだと思う。一聴すると自分達が好きで影響を受けた音楽丸出しな印象だけど、最終的にはとっちらからずに自分達でしか生み出せない音楽に仕上げられるのは流石と言える。ギター&ボーカルのブラッドリー・ノエルが楽曲製作の中心で、勢いやノリだけではない、普遍的な良い曲を作れるところもポイントだ。

 オススメはやはり大ヒットした1996年のセルフタイトルのメジャー・デビュー盤「サブライム」。変態ロック・バンド、バットホール・サーファーズのギビー・ヘインズがプロデュースしたもので、それまでのアルバムの中でも完成度はNo.1。レゲエもパンクも熟知したリズム隊をバックに気持ち良さそうにブラッドが歌い、シャウトしている。このアルバムを聴いてると、どうにもサーフィンがやりたくなってくるんだな。海岸沿いを車でかっ飛ばす時にもピッタリだ。サブライムの音楽は、時に穏やかだったり、時に激しかったりと、海の表情に通じるものがある。それは人間にも当てはまるもので、そういう意味で凄くヒューマンな感情を音楽で表現できるバンドと言えるかもしれない。ロック、スカ、パンク、レゲエ、それぞれの海をボーダレスに、自由自在にスイスイと泳いで行き来しているような印象がこのアルバムにはある。

 そんなサブライムだが、実はもうこの世にはいないバンドでもある。折角良いアルバムを作ったにも関わらず、ブラッドはアルバムリリース前にドラッグの過剰摂取で死亡してしまうのだ。そんな湿っぽい話とは関係なく、その後アルバムはメガセールスを記録。その後バンドは解散してしまうのだが、もしまだバンドが存在していたら、今頃かなり大きな存在になっていたことだろう。現在のレッド・ホット・チリペッパーズのポジションにいたのはサブライムであってもおかしくなかったはずだし、U2のようなバンドにだってなれたはずだ。G・ラブだって、ジャック・ジョンソンだってサブライムの影響下だ。サマーソニックなんかに呼んだらピッタリのバンドだったのに…。ロック界はつくづく惜しい人材をなくしたんだと思う。

reviewed by 石仮面の男


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