ザ50回転ズ

"50回転ズのギャー"
The official site
ザ50回転ズ
http://www.50kaiten.com/
tour schedule
ライヴスケジュール
1/ 6(金)NEWYORK pianos
1/ 7(土)BLOOKLIN ROCAL
1/21(土)難波Hatch
2/ 3(金)名古屋 得三
2/ 9(木)十三FANDANGO
2/13(月)下北沢CLUB251
3/24(金)十三 FANDANGO
2/18(土)京都 磔磔
2/26(日)徳島ROCKET A GOGO
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ロックンロールが好きなら、このバンドを聴いてほしい、そう願わずにはいられない。ストレートなんだけど、コテコテのお笑いあり、そこはかとなく漂う悲しみありのザ50回転ズが作り出す世界は、ギターウルフやキングブラザースが好きな人たちを巻き込みながら、ロックンロールをもうひとつ先に連れて行ける可能性に満ちている。
とにかくロックンロールへの愛が溢れている。あまりにストレートな愛情表現である"Thank You For RAMONES"はもちろんのこと、チャック・ベリーやミッシェルガン・エレファント(もちろん、ドクター・フィールグッドにつながっていく)などは基本として、"マブいあの娘"のギターのリフは、ポール・バターフィールド・ブルース・バンドの"Born in Chicago"そのまんまだったりする。むしろそのセンスを引きつける力が彼らに備わっているのだろう。パンクやガレージだけでないロックンロールのいろんな面を見せてくれる。そのために、ド演歌な"天王寺エレジー"は「演歌は日本のブルースです」という言葉とともに違和感なく耳に入ってくるのである。
そんな彼らは、まだ20代前半なのだそうだ。風貌を見るとはっきり言って年齢不詳だ。髪型がラモーンズ大好きをアピールしているのだけど、ギター&ヴォーカルのダニーなんかは、吉本のベテラン芸人にしか見えない。しかし、外見がどうであろうと、もし彼らが本当に20代前半だったとしても、それはそれで分かるような気がする。それは、旧譜が以前と比べ、自由に手に入り易くなっている時代に音楽を聴き始めた世代として(多分、物心ついたときには、すでにCDがあったのだろう)有り得ることである。自分の周りでもやたらと古いことを知ってる若いやつがいるし。
確かに年齢不詳だけど、このバンドは「いい顔している」。一度見たら忘れないインパクトあるし、演奏中の真剣かつコミカルな表情を見れば、エンターテイメント的に正しい姿だと分かるだろう。TV番組『FACTORY』に出たときのビデオを観ると、最初「何だコイツ?」と眺めていたポリシックスやギターウルフのファンたちが50回転ズのロックンロールを浴びせられると、徐々に体が動きだし、モッシュやダイヴが起きて、最後はバンドとお客さんたちとのコール&レスポンスで盛り上がっていったのである。ロックンロールな音とコテコテなパワーでここまで持っていけるのか! という驚きの記録になっている。このバンドのライヴは絶対に体験した方がいい。自分もまだ一回しか生で観ていないが、東京だと2月に、おなじみキャプテンズとの対バンもあるので今から楽しみだ。その前にアルバムが1月28日に出るのでぜひチェックを!
reviewed by nob
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