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検索をしている時に偶然見つけたDVD。このドキュメンタリー・フィルムの題名、どこかで聞いたことがあると記憶していたので少々冒険ながらも購入。エレクトロニカやポスト・パンクのことなど知らずに見たが興味深いものだった。
インタビューとライヴ映像で構成されており、1970年代後半から1982年までという短期間に絞られているため淡々と進む割には52分はあっという間だった。本編とは別の特典映像のインタビューも合わせて見ると、どのムーヴメントでも、やはり何か新しいことが始まる時の物語はおもしろいし、当時を振りかえって話す人たちのインタビュー映像からはその時代の空気感やエネルギーがわずかでも感じられたように思う。
ここに登場するバンドたちのことはほとんど知らなかった。The Human Leagueは1,2曲くらいなら聞いたことはあるけれど(それもどうやら後期The Human Leagueのようで・・・)、Cabaret Voltaire, Heaven 17, Vice Versaなんて名前すら聞いたことがなかった。ABCあたりになると、やや拒否反応が出てしまうのだが、ああいうスタイルに行き着いた過程はそれなりに興味深い。そもそもSheffieldという地方都市から同時多発的にこれだけのバンドが誕生するというのはやはりおもしろい。楽器が弾けなくてもバンドを組んだり、日がな一日テープレコーダーを回してノイズを集めたり。組み立て式シンセサイザーが売られていたなんていうのも知らなかったし。今でこそ自宅ベッド・ルームで誰でも音を作れるのは珍しくない時代だが、わずか約25年前はそうではなかったわけで、当時のNME誌がそのことを書き当てているのもおもしろい。
2005年の今、SheffieldはEnglandの中でもLeedsなどと並んで最も勢いのある都市のひとつだと思う。というと言い過ぎかもしれないが、ここ数年北部エリアが元気なのは事実で、実際レコード店やライヴを見に行っても雰囲気は良いし楽しい。残念ながらNewcastleやScotlandまではまだ行けておらず、今年も機会を逃しSheffieldを訪ねることもいまだ叶わず。だから気になったのかもしれないし、「Sheffieldといえばエレクトロニカな土壌」と呼ばれる理由も気になっていた。そういったジャンルではないお気に入りの新人バンド達がたまたまSheffield出身だったりしたからかもしれない。あと、「英国で最も安全な街」というのも。
reviewed by miyo
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