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年末年始連続企画 WATIN'4 THE SURF - part1 -
サーフだよサーフ、THE SURF COASTERS! 名前くらいはご存じでしょう。既に発売中のDVD『THE SURF COASTERS ON STAGE!』には2004年8月に渋谷O-Crestで行われたライヴが収録されているのだが、いや、カッコイイのなんの。ギター・中シゲヲの指技とピックさばきの速さときたら失神モノ。ギター小僧ならヨダレが出るね。オネエチャンならヤられちゃうね。実際あたしも狂ったように見まくっているわけだ。
「えびす温泉」(懐かしい!)出身、何度もメンバーチェンジを繰り返しながら10年やってきたこのバンド、現在のメンバーは正直言って過去最強だと思う。まず、ベース・栗田伸広。にこやかに笑いながら爆音かますわ、ネックでシンバルブッ叩くわ、その人なつこそうな笑顔とプレイのギャップも魅力のひとつ。低く構えてがっつり弾くスタイルは、短めのストラップでボディを上げ気味にしてぎゅんぎゅん弾く中シゲヲとは対照的。「Beach Monster」の雄叫びも耳から離れません。そして、ドラマー・セキナオタカ。サーフにはアルバム『EASTER!!』より加入し、ここ一年くらいの間に恐ろしく小技上手に変貌。基本がパワープレイヤーなだけに、「Nineteen」のドラムソロパートで見せる力と技のさじ加減が背筋にくる。プレイ中の怖いくらい真剣な横顔が楽しめるのはDVDならでは。そして、ギター・中シゲヲ。ネックの上から下からと手を回してくるくる弾きまくる必殺技は、何度見ても開いた口が塞がらない。この技は「Intruder」でばっちり鑑賞できます。少年マンガの主人公のごとく、人間の限界を超えたプレイ。昔、握手して頂いたら、ネックを擦る左手は、右手より肉が薄かった…すごく納得。
この3人が生み出す爆発的な音塊は、DVDでも十分に伝わってくる。4月に行ったアメリカツアーの様子もボーナストラック「Shark man」に収録。もちろん、ナマに越したことはないけどね、何事もね。
今時にしてエレキでゴーゴーの真性インストバンド。サーフミュージックに抵抗があろうとなかろうと、ここまでくると、もう、ジャンルなんて気にならない。腹に来る轟音の心地よさ。弾くわ、叩くわ、回るわ、跳ぶわ、ライヴじゃ水までぶちまける多彩なパフォーマンス。ハードロックやプログレ、様々な音楽を貪欲に吸収してブチかましてくる。SEに流れている「Prince Of The Surf」は、THE SURF COASTERSとは全く系統の違うダークな打ち込み主体ミュージックだが、これも実は中シゲヲの作品。『Takuroku Surf Party』という加山雄三が首謀のインディーオムニバスアルバムに収録されています。既にハマってる方はこちらもどうぞ。デトロイト兄弟やゴーグルエースなど、食指をくすぐるメンツが揃ってます。
年末年始、テレビも飽きたし何しようという音楽好きのミナサマに半ば強引に贈りつけますこの企画。yuka大推薦、正真正銘カッコイイバンドTHE SURF COASTERSのご紹介。3回にわけて、4つの記事をアップしますので、どうぞよろしく。次回はアコースティック冬サーフ、ライヴレポートと新譜レビューの二本立てです!
reviewed by yuka
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