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最近レゲエはダンスホールがむちゃくちゃ元気だけど、ダブも負けてはいない。リイシューが続くON.U Soundレーベル系のブツがヤッバイんだ、ホント。紹介する2枚、『Dub From Creation』と『Rebel Vibration』はその系列で、再発盤としては一番新しいCDになるのだが、前者は78年、後者は79年にON.U Soundの前身となるレーベルHitrun Recordsからリリースされたもので、去年の秋頃にリリースされた『Starship Africa』(80年)より実際は先にリリースされていたもの。『Dub From Creation』は『Starship Africa』の原型になったものと言われ、聴き比べてみるのもいいかもしれない。
78年といえばパンク全盛期。クリエイション・レベルはUKのバンドだったようで、パンクの影響を大いに受けたに違いない。音が最近のダブのバンドとは比にならないくらい鋭角にとんがっている。今回のリマスターはエイドリアン・シャーウッドによるもので、特にベースラインがうねりまくっている。そして、そんなにいきなし音大きくしていいのかよ!ってくらい音の抑揚がつけられているし、スネアの音のトびっぷりには、ほんとライブハウスの中で聴いてるかのような陶酔感をおぼえた。
なぜこんなヤバい音源をずっとCD化せずにだまっていられたんだろう。しかし、そのおかげで最高の状態で作品がリリースできたことを思えば、なんのことはないともいえる。さっき触れたリマスターのおかげで、空気感に重きを置くダブにおいて両作品は最高の施しを受けたことになる。そしてなんといっても、ボーナストラックがむちゃくちゃ入っていることが嬉しすぎる!2枚であわせて8曲の未発表音源+レア音源が収録されていて、曲のクオリティはどれも高く、『Rebel Vibration』の方は11曲目あたりからはルーツ的な感じを取り入れていて、一枚のミニアルバムとして成り立つほどの内容で、新たな一面が垣間見れる、超レアな感じ。ボートラ無しではアルバム全体として寂しいと思えるくらいだ。要するに、前のバージョンでCDもしくはアナログをお持ちの方にとってもマストバイ!ってこと。
さっきからおまけの部分ばかり話が盛り上がってしまうが、もともと"伝説の"とか"幻の"といった形容詞を付けられるバンドなので、どんな音楽を聴く人にもいけるはず。特に、ダブに興味のあるロック好きの人達は絶対にハマる。クラッシュやニューウェイヴ連中のアルバムとかを一緒に聴きながら、あのころのUKがパンクとレゲエを中心に、どれだけ面白かったのか思い知ることができる作品の一つ。何度でも言わしてもらいます。マストバイだって!
reviewd by toddy
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