Ani Difranco

Ani Difranco

Puddle Dive』(US import)
 

 

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音楽に国境はない (00/1/28 @ 新宿リキッドルーム)


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「音楽は規律を持った音の羅列にすぎないのです」

 これはある音楽ジャーナリストの方の言葉である。

 続けて言う。

「音に感情は含まれていないわけです。声も含めて音そのものは、結局のところ、ただの空気振動で、それ自体には何の意味もありません」

 そこで僕は質問をぶつけてみた。

「では、なぜ人は音楽を聴いて涙したり、笑ったりするのか?」

「それは音楽を聴いた瞬間、それまでに培われた感じ方や考え方などが無意識のうちに総動員されるからです。例えば、つらい失恋体験を経験した人は失恋の曲を聴いて涙する。逆につらい失恋を経験していない人は、失恋の曲を聴いてもなにも感じない場合があるんです」

 それでも、それでもだ、僕は音楽に含まれている感情は存在すると思うのだ。極端な例だが、栽培している植物に音楽を聴かせながら育てると普通とは違った育ち方をすると聞いたことがある。

 僕は簡単な英語しか読めないし、高速で展開される『ANI DIFRANCO』が歌う歌詞の意味を聴き取るのは不可能だ。もしかしたら、彼女が音楽で訴えたいものの本質を僕は何も感じていないのかもしれない。それでも僕はこの「PUDDLE DIVE」を聴いて涙する。そこにあるのは鳥肌が立つほどの感情が含まれた音である。『ANI DIFRANCO』が音楽で訴えたいものを正確に理解したいとは思わない。ただ、彼女の音楽は僕の心を常に揺さぶる。

『ANI DIFRANCO』はフォーク・シンガーだ。だが、切り刻むようなカッティング・ギターでぞくぞくするほどスリリングな演奏を聴かせてくれる。まるでパンクを聴いているような感覚になる。

『ANI DIFRANCO』の来日公演が「SMASH」から発表された。彼女の歌声・ギタープレイは一体何人の人々を涙させ、笑顔にさせるのだろうか。

この「PUDDLE DIVE」は、アーティストとオーディエンスの感情のやりとりがある素晴らしいライヴの光景を僕に連想させる。


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