Banda Bassotti

Banda Bassotti

"Asi Es Mi Vida"
(国内盤)



The official site

Banda Bassotti

http://www.bandabassotti.org/

Gridalo Forte Records ;
http://www.gridaloforte.com/



*Rude Bones、Doberman、Mongol 800、Brahmanといった日本のバンドが大挙してバンダ・バソッティやヨーロッパのバンドとツアーするStreet Beat Festivalの詳細はこちらでチェックできます。



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button Banda Bassotti的世界の旅
〜 抵抗の歌を鳴らせ!
- part2 -


Banda Bassotti


3. " Nicaragua Nicaraguita(愛しのニカラグア)"

 ダビーなベースラインのイントロと、ちょっとカリプソっぽいメロディと、マンボなブラスセクションがゆったりとブロウする曲。ヴォーカルはピッキオ。40年以上続いたソモサ政権の独裁が1979年に倒された*1後に書かれたこの歌は、ニカラグアの自由を花と蜂蜜に喩えている。

 今でもバンド活動と、設営関係や介護士といった仕事を両立させるスタイルを崩さないバンダ・バソッティは、学校建設のヴォランティアのために半年間ニカラグアにいたこともあるという。

4. " Gracias A La Vida(人生よ、ありがとう)"

 ガリシアの女性シンガー、ウクサ・ペドレイラのヴォーカルをフィーチャーした情熱的なハード・サルサ風のこの曲は、1950 〜 60年代のチリにおいて伝説のフォークシンガーであるヴィオレッタ・

パラの代表曲で、ジョーン・パエズやミルトン・ナシメントがカヴァーしている。  Violeta Para  チリの民謡収集運動ヌエバ・カンシオンの先駆的なシンガーで、子供の頃から路上で歌うジプシーのような生活をおくっていたらしい。1950年代からチリの農村や鉱山地帯をギター片手に歩き回り、埋もれていた各地の民謡、民衆歌を拾い集める。" Gracias A La Vida "のような、機知に富んで力強く美しい詩を歌っていたのとは対照的に、自身は48歳でピストル自殺している。

人生よ、ありがとう

あなたがくれた二つの瞳が開くとき
黒と白を
遥か空の彼方、星までも見分けられる
人ごみのなかのあの人も

人生よ、ありがとう
あなたがくれた耳はいつも働き続け
コオロギやカナリヤ、
ハンマーやタービン、犬や時雨の音を刻み込む
優しいあの人の声も

人生よ、ありがとう
あなたがくれた音や文字を、 また言葉を
思いを伝える言葉
母や友や兄弟に
輝くあなたの魂の道筋に

人生よ、ありがとう
あなたがくれた足は疲れ、歩き続ける
町並みを、水たまりを
海や砂漠を、山や野原を
あなたの住む家や庭を

人生よ、ありがとう
あなたがくれた心は震え、抑えきれない
人の考えが創り出すもの
良いものと悪いものの隔たりを
あなたの明るい瞳を見て

人生よ、ありがとう
あなたがくれた笑いと涙で
幸せと不幸を見分けることができる
私の歌がそこで生まれる
あなたと私を結ぶ歌が、彼らと私を結ぶ歌が

 ヴィオレッタ・パラのもう一つの大きな功績は、1973年のピノチェト軍事クーデター*2で虐殺された国民的シンガー、Victor Jara(1938 〜 1973)を見い出したことだろう。ハラはヌエバ・カンシオンで中心的な役割を担い、民衆の声を歌いながら、チリの民主化運動に奔走する。世界で初めて選挙で選ばれた民主革命政権、人民連合のキャンペーンソング" Venceremos(我々は勝利する)"を作曲した。クーデターのときサンチアゴ市内の工科大学でライヴをしていたハラは軍に拘束され、そのまま市民とともにサッカー・スタジアムに連行された。軍に「歌えるものなら歌ってみろ」と挑発されたハラは、怯むことなく" Venceremos "を歌ったという。一週間後、ジョーン夫人に確認されたハラの遺体には、数々の凄惨なリンチの跡が残されていた。
 このサンチアゴ・スタジアムの悲劇は、映画『サンチアゴに雨が降る』で取り上げられている。ヴィクトル・ハラの代表曲、ホー・チ・ミンに捧げた" El Derecho De Vivir En Paz(平和に生きる権利)"は、ロバート・ワイアットや、バスクのフェルミン・ムグルサ、ガリシアン・ケルト・グループのルアル・ナ・ルブレがカヴァーしている。




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