Red Hot Chilipeppers

Red Hot Chilipeppers

"by the way"
(US import / 国内盤)



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Red Hot Chilipeppers

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 レッドホッドチリペッパーの新譜がとうとう出た!待ちかねた! 日本の感覚だと、アルバム発売の一ヶ月前頃にシングルを1、2枚出し、そしてアルバムの発売となるのだが、レッチリの場合は自身のHP(http://www.redhotchilipeppers.com/)で無料でプロモーション活動していた。全曲試聴可能だった。(アルバム発売後は一部の曲のみネットで試聴公開しているようです)そのきっぷの良さに貫禄だな、と思いました。

 さて、本作品。前作「Californication」では境地に達したかのような哀愁ただよいすぎのサウンドであり、この作品を「秋」とすると、「by the way」は華が咲き乱れている春のような感じである。

「Californication」でもう行くところまでいってしまった、と思わせられたが、実はそれは今回の作品のための土壌であり、「Californication」がもしこの世に無かったら「by the way」もきっと生まれてこなかっただろうと思う。そのくらいの連帯感、リレーを感じる。木という命あるものを切り取り、その木を原料としてまた新たなモノを作り出し、命を、魂を注ぐかのように。

 とにかくアルバムのほとんどの曲がジョン節全開で、アンソニーもメロを唄いまくりである。曲のパターン、骨組は前作の流れを大きく受け継ぐのだが、とにかく満たされている。音を出す喜びに満ちている。ものすごく幸せなアルバムだ。

 とかくギターやベースに耳が進みがちだが、どっちかというと単音シンプルな音が多いので、バンド全体の音としてはスカスカになりがち(特にバンドサウンドとしてのジョンのソロ部分なんかは)だが、スカスカに感じない。ドラムがしっかり音を埋めているのだ。その事実に気づいた最近は、前作「Californication」を聞いたときなんかはドラムのその凄み存在感に恐怖を覚えてしまう。本作も同様。今はまだメロディを堪能しているが、それが慣れたらきっちり土台を支えフォローしているドラムの存在に気づき、その存在感が凄すぎてまた恐れおののくだろう。


reviewed by taku.
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