|
|
1969年1月12日にリリースされている、このアルバム「LED ZEPPELIN」について書きたい。
バンド名はLED ZEPPELIN。英国のロックバンドである彼らはヴォーカル、ロバート・プラント。ギター、ジミー・ペイジ。ドラム、ジョン・ボーナム。ベース、ジョン・ポール・ジョーンズの4人構成。
この4人はアルバム発売から32年経った今も最強の4人、出会うべきして出会った4人なのは云うまでもない。彼らは4人の才能の化学反応で5人目の存在を創れる数少ないバンドである。Led Zeppelinがどれだけ偉大なバンドでどんな経緯で結成されたかなどは色んな書籍に書き残されてるし僕がここで書いてもあまり意味がないのでもっぱら音楽、楽曲についての感想だけ書きたいと思う。
Led Zeppelinの凄味を一言で表わすならばそれは圧倒的なダイナミズムに尽きる。そのダイナミズムが生み出される理由の一つがジョン・ボーナムのドラミング。彼のボトムの効いたドラムは一音一音がマイク・タイソンのボディ・ブロウの如く強力無比! 収まりの悪い、とっ散らかったシンバルの音がまたボーナムのドラミングを強力に聴かせるのに一役買っている。それでもこのバンドはジミー・ペイジがいなければ成り立たない。彼は主要なソングライターでありアルバムのプロデュースも手掛けている。
"babe i'm gonna leave you"はLED ZEPPELINの静と動の魅力が一曲に集約された名曲。ペイジのアコースティック・ギターに乗るプラントの抑えられたヴォーカル・メロディはノスタルジックに哀しく心に響きギター、ドラム、ベースの渾然一体となったリズム隊は激しく心と身体を揺さぶる。
静と動のコントラストといえば僕はこの曲に勝る曲をほとんど耳にした事がない、ロック史に燦然と輝く名曲dazed and confusedだ。この曲に関してはとにかく「余計な事を考えずに聴いて下さい」とだけ言いたいがそれじゃあ、元も子もないので至らぬ駄文を書かせてもらうと曲が始まってから中盤のもっとも激しい部分に至るまでの過程はあまりにも強く美しく清らかだ。LED ZEPPELINダイナミズム道の真骨頂ここにあり!
続いて美しく幾層にも重なるオルガンで始まる"your time is gonna come"の世界観はどこかほのぼのとしてゆったりと心に浸透して離れない佳曲。
曲間なく続けざまに始まるインストゥルメンタル、black moutain sideは後に顕著に表れるインド音楽への傾倒を思わせる中東の雰囲気たっぷりの佳曲。
アルバムの最後を締めくくるhow many more times。この曲もゼップの魅力100%僕は初めてこの曲を聴いたときdeep purpleのblack nightを思い出さずにはいられなかった。ギターリフ、ベースリフがよく似ている。しかしこのアルバムはblack night以前に発表されてることを考えるとやはりdeep purpleに罪ありか?(笑)
それとコレはこの曲に限らないことなのだけど曲展開、構成がその後のハードロックバンド、ヘヴィメタルバンドに多大な影響を与えている。影響を与えているというよりもこのゼップの1stアルバムで全ては完成していた。
1969年に突然変異として産まれた異形(偉業)のバンドLed Zeppelinはその後の音楽シーンの色、形を変え、自分達の音こそがお手本であり、まるでマニュアルを作ってしまったほどの完成度の高さだったのかなと思う。
最後に一人でも多くの音楽ファンに彼らの作品に触れて欲しいと思ってる。LED ZEPPELINは人類の財産である。
reviewed by 勝己.
|
|
|