スーパーカー

"PVD" (国内盤)
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スーパーカー
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なぜ今更、って感じのスーパーカーのPV集だ。なぜって、久しぶりに見たらとってもよかったというだけの話なのだが。落ち込んでいるときに見るととても落ちついてしまう。
特に初期の作品「cream soda」から「DRIVE」までの作品は田舎くささが残っていていい感じだ。今では見ることのできない彼らが見れる。
全8曲の中で一番印象に残るのは「PLANET」だ。ミキちゃんがベースを持って海辺を歩くシーンと、ほかの三人が真っ白な空間の中で演奏しているシーンが重なり合って出てくる。特に物語性があるわけではないが、いろんな想像を掻き立てられる。ミキちゃんは失恋してしまった女の子。宝物のベースをもって傷心旅行に出る。ほかの三人は嫌いでもないのにミキちゃんを振ってしまって心を痛めている。ベースのいないバンドで演奏してあらためてミキちゃんの存在の大きさに気づく。でももう戻れない。ミキちゃんはベースを持って旅に出てしまったので、二人は二度と会うことは無い。永遠に無い。とか想像してみたら二度おいしいPVになるだろう。
もうひとつ気になるのが「My Girl」だ。ただひたすら雨に打たれているナカコーがずっと映されている。その横に出てくる文章がとても切なく曲とあっている。結局「愛」と「歌」ついて語っているのだが、「愛」を笑い飛ばしてみたり、「愛」が無いといわれるのがいやだったり、とても複雑な構造になっている。そこに映っているのがナカコーだからますます聴く人をおちょくっているような感じもする。でも最後には「でもそれより幸せなのは、君がそばにいてくれることだと思った」となるのが泣けてくる。
曲と曲の間にはそれぞれのプライベートな場面が出てくる。コーダイはなんか馬鹿ばっかりやっててかわいいし、ジュンジはフツーな感じでいい。ミキちゃんはやっぱり何をやってもかわいいんだなーと実感させられる。ナカコーはひたすらシュールな感じがする。「futurama」で大きな話題を呼んだが、その前の彼らも見てほしい。
reviewed by とだかなこ.
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