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ミッシェルガンエレファントは今や日本において類をみないほどのロックバンドで
ある。
演奏技術や歌唱力なんて問題じゃなく、彼らの場合は生き方までかっこいい。もちろん彼らの私生活まで知ってるわけではないけれど、私が一ファンとして知る限りの彼らの行いはすべてかっこいい。というか、彼らがすればどんなことでもかっこよくなってしまう。例えばクハラが、30過ぎてバイクの免許を取りに行く。その辺のおっさんがしたらいい年して、といいたくなるところだが、彼がすると「いつまでも少年のような心の持ち主なのね。」となってしまう。だから普通の人がやってもかっこいいことを彼らがするととんでもないことになってしまう。
そんなとんでもないことになってしまったのが、今回のMICK GREENとの演奏である。今回はチバの声の変わりにミックのギターが加わっているという感じだ。この作品は、ミックとミッシェルの書いた「KWACKER」、MANCIN HENRY NICOLAが書いた「PETER GUNN」、ミッシェルの持ち曲「WONDER STYLE」の三曲でなっている。
曲目を見ただけでもすごいものがある。だが、実際演奏を聞いてみると鳥肌が立ってくる。正直言って、「MICK GREEN WITH THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」という文字を見ただけで聴かなくてもわかるものがある。自分の想像の限界をはるかに超えているので聴く気がうせるほどである。ただそれだけすごいというだけでほんとに聴くがうせるわけも無く、聴かずにはいられない。そして聴いて、頭の後ろをハンマーでガツンとやられるのだ。とにかくかっこいい。
ゴッドファーザーのテーマはミッシェルのお気に入りの曲だが、なぜかミックが、ゴッドファーザーに思えてくる。そういう構造で成り立っている。ミッシェルはミックのことを尊敬し、ミックはミッシェルのことを大好きでたまらないという感じがする。かっこいいながらも、なぜかそこに協調性みたいなものが盛り込まれていて、面白い。
チバのいないミッシェルというのは、なんかしっくりこないし、物足りない。だからいっそのことこの二組でバンドをもう一つ作れば良いのに、と思ってしまった。
reviewed by とだかなこ.
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