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初期衝動に任せ「セーノ!」で一発ブチかますモノもあればスペクトラル・ショーの様にエンターテイメント全開のモノもあると「ロック」って様々な表現方法あってオモシロイですよね。
以前のバンドでは楽曲はFUNな要素が強くてもライヴや行動は感情を爆発させ、ファンや観る者をハラハラドキドキさせていた張本人。本国イギリスでの活躍がここ日本に伝わるもビジネスの大舞台アメリカには飛び火せず、彼らの素晴らしさがワールドワイドで伝わるコトなく、'98年に解散。しかし、ヨーロッパやアメリカの根っ子にも彼らの遺伝子は伝わっていました。彼らをリスペクトするアーチストが増え、改めて彼らの楽曲に注目をする機会が起こりました。
今年4月にはヘラコプターズのニッケ・ロイヤル、バックヤード・ベイビーズのドレゲンらと共に「スーパー・シット666」のミニ・アルバムをリリース。初期衝動に触発された激烈ロックンロール、バリバリのモノに仕上がっていました。そして今回リリースされた彼のソロ・アルバムは「FUN」が一杯詰まったロックンロールが14曲収録されています。以前のバンドでは制御装置が作動して諦めていた楽曲も今回のプロデューサー、ティム・スミスの協力を得て、カラフルで煌びやかな作品になっています。れにはティムのいるカーディアックスのメンバー、PIGツアーでドラムを叩いていたブラダーや、クワイヤー・コーラスにプライマル・スクリームのホーン・チームが加わって彼の楽曲の可能性を更に引き出していることも挙げられます。
バラードはより美しく、ロックンロールなナンバーはより激しく、ポップさは更に口ずさみ易く普段洋楽をあまり聴かないヒトたちにも充分アピール出来るアルバムです。ボーナス・トラックの最後にはビージーズのバラード・ナンバーをカヴァー。約1時間に渡り、
エンターテイメントが愉しめます。さぁ、コレで全世界に向けて挑戦が始まります
reviewed by 水津千尋.
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