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もう1ヶ月が過ぎようとしているが、ロックンロールの熱が
冷めない。スウェーデンから疾風怒濤の如く吹き荒れた台風
が未だ血液と一緒に身体の中を駆け巡っている様です。 昨年初来日を果たすも関西には未上陸。雑誌や噂でその 凄まじいまでのロックンロール・スピリッツ全開のステージに 今回“大阪上陸”の報を聞き、期待に胸は高まりました。 漸く朝晩秋らしく感じられる様になった10月の初め、ジャパン ・ツアー最終日に彼らは関西へ脚を踏み入れました。同日にモ トリー・クルーが公演を行なっているとあって、会場の入りが心配 されましたが、さして心配するほどではありませんでした。(確かに ソールド・アウトになる事にこした事は無いが)7割くらいのハイ・エ ナジー・ロックンロール・ファンが待つ中、午後7時半を廻り、時計 の針が“8”に近くなる頃、「メンバーはステージの上に上がって来る 事を嫌っておりますので、ステージ・ダイヴ等はお止め下さい。」との MCが。そしてBGが止み、客電が消え、メンバーがステージへ。大阪 1発目はチープ・トリックかスペンサー・デイヴィス・グループを想わ せるイントロでスタート。続いて最新アルバムのアタマを飾っていた 「アクション・デ・グレイス」、2枚目のアルバムから「ユー・アーナッシン」 昨年の来日記念盤に収録されていた「フリーウェイ・トゥ・ヘル」と立 て続けにブッ放し。簡単なMCを一度挟み再び曲へ。6曲目の「ボーン ・ブローク」ではドラム・ソロやインプロを入れて9分を超す熱の篭もっ たパフォーマンスを披露。最新アルバムからの曲を中心に進む中、 後半にはストーンズのカヴァーで「エムプティ・ハート」をプレイ。昨年 は「ギミー・シェルター」をオープニングに持って来ていましたし、今 回も何らかのお楽しみがあるかなと思っていましたが、まさかコノ曲 とは。お客さん一瞬ポカァ〜ン。「ファイヤー・ファイヤー・ファイヤー」 で加速されたステージと会場の締めは、アナログ盤に拘る彼らしくス トゥージズ,MC5等のメンバーが組んだソニックス・ランデヴーの「シ ティ・スラング」 ファンの声援に応えるカタチで再びステージに現れたメンバ−。ア ンコールの最初はファースト・アルバムの冒頭に有り、ファンが彼ら を知る切っ掛けとなった「ガッタ・ゲット・サム・アクション・ナウ!」。ア ルバムで聴けるよりも更にアグレッシヴになったヴァージョンでファン はフル・スロットルに。その勢いのまま「ソウルセラー」になだれ込み 最後は「5vs.7」でホントの閉めに。ここまで約一時間強。殆どMC らしいMCも無く、只管にロックンロールな空間でした。こう云った ステージって他にも観て見たいものです。 Reported by 水津千尋 無断転載を禁じます。The copyright of the text belongs to 水津千尋. They may not be reproduced in any form whatsoever. To The Top. |