HELLACOPTERS at 心斎橋クアトロ in Osaka(1999年10月5日)
 もう1ヶ月が過ぎようとしているが、ロックンロールの熱が 冷めない。スウェーデンから疾風怒濤の如く吹き荒れた台風 が未だ血液と一緒に身体の中を駆け巡っている様です。

 昨年初来日を果たすも関西には未上陸。雑誌や噂でその 凄まじいまでのロックンロール・スピリッツ全開のステージに 今回“大阪上陸”の報を聞き、期待に胸は高まりました。

 漸く朝晩秋らしく感じられる様になった10月の初め、ジャパン ・ツアー最終日に彼らは関西へ脚を踏み入れました。同日にモ トリー・クルーが公演を行なっているとあって、会場の入りが心配 されましたが、さして心配するほどではありませんでした。(確かに ソールド・アウトになる事にこした事は無いが)7割くらいのハイ・エ ナジー・ロックンロール・ファンが待つ中、午後7時半を廻り、時計 の針が“8”に近くなる頃、「メンバーはステージの上に上がって来る 事を嫌っておりますので、ステージ・ダイヴ等はお止め下さい。」との MCが。そしてBGが止み、客電が消え、メンバーがステージへ。大阪 1発目はチープ・トリックかスペンサー・デイヴィス・グループを想わ せるイントロでスタート。続いて最新アルバムのアタマを飾っていた 「アクション・デ・グレイス」、2枚目のアルバムから「ユー・アーナッシン」 昨年の来日記念盤に収録されていた「フリーウェイ・トゥ・ヘル」と立 て続けにブッ放し。簡単なMCを一度挟み再び曲へ。6曲目の「ボーン ・ブローク」ではドラム・ソロやインプロを入れて9分を超す熱の篭もっ たパフォーマンスを披露。最新アルバムからの曲を中心に進む中、 後半にはストーンズのカヴァーで「エムプティ・ハート」をプレイ。昨年 は「ギミー・シェルター」をオープニングに持って来ていましたし、今 回も何らかのお楽しみがあるかなと思っていましたが、まさかコノ曲 とは。お客さん一瞬ポカァ〜ン。「ファイヤー・ファイヤー・ファイヤー」 で加速されたステージと会場の締めは、アナログ盤に拘る彼らしくス トゥージズ,MC5等のメンバーが組んだソニックス・ランデヴーの「シ ティ・スラング」

 ファンの声援に応えるカタチで再びステージに現れたメンバ−。ア ンコールの最初はファースト・アルバムの冒頭に有り、ファンが彼ら を知る切っ掛けとなった「ガッタ・ゲット・サム・アクション・ナウ!」。ア ルバムで聴けるよりも更にアグレッシヴになったヴァージョンでファン はフル・スロットルに。その勢いのまま「ソウルセラー」になだれ込み 最後は「5vs.7」でホントの閉めに。ここまで約一時間強。殆どMC らしいMCも無く、只管にロックンロールな空間でした。こう云った ステージって他にも観て見たいものです。

Reported by 水津千尋


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