ズボンズ at 新宿リキッドルーム in Tokyo(1999年9月4日)
 9月4日(土)は、コーネリアス&ゆらゆら帝国inリキッドルームの発売日だっ た。
日本で数えるほどしかライブをやってくれないコーネリアスと地下で話題沸騰中の ゆらゆら帝国。
この2バンドの顔合わせなんて、行くしかないでしょ!!!
って思ってた私。
けど、前日(もう4日になってたから当日?)朝帰りしてきた私はどうにもこうに も起きれなかった。
しかもその日はひさびさのスタンディングライブ−−−翌日筋肉痛必須のズボンズ だったから。
睡眠不足のままズボンズなんか見た日には、それは倒れます。
だからチケット発売も泣く泣く(?)断念してぎりぎりまで睡眠をとっていざ新宿 リキッドルームへ向かったのでした。

 ツアーではいつもフロントアクトのつくズボンズ。
ツアー最終日の今回はデキシード・ザ・エモンズでした。

 CDは聴いたことあるけど、いまいち心に来るものが無かった私は期待してません でした。
シャツをぴったりと細身のカラーパンツに入れてるいでたちもどうかと思いまし た。

   でも、ごめん。本当にごめん。やっぱりバンドはライブ見るまで解かりませ んーーー。
ジュリーが繰り広げるノイジーなギターサウンドに、ハッチのドラム炸裂!!!
もう前言撤回します!最高です!
もったいない!この人達ってば男の子とかにも結構受けよさそうなのに実にもった いない!
やっぱりVo.ジュリーのかわいいキャラが男の子達を遠ざけてるのでしょうか・ ・・。
すごいかっこいい人達なのに。
そんなデキシのファンは女の子が多くて、ズボンズでは考えられない(私は過去こ んなのは初めて)っていうほど黄色い声が会場を飛び交っていました。

     フロントアクト〜ズボンズの待ち時間が非常に長くて、客もちょっと辛抱切らしぎ みでした。
この日はテレビの生中継だったらしくやっぱりそういうのも関係して待たされたん でしょうかね。

   そのお陰で(?)彼らが出てきたときの客の反応のいいこと!!!
ドン・マツオも煽る煽る!
ツアーも最終日というだけあって客もみんなアルバムを聴きこんでるらしくのりが 良すぎる!
ラスト近くで客に
「がんばれよーー!!!」
と言われ、
「え、まだ頑張らなきゃだめ?今日俺、結構頑張ってるよ〜〜」
ってドンに言わせるくらいの客の反応の良さ。
バンドももちろん、観客も最高のライブだったといえるでしょう!

   ズボンズのライブに来ていつも思うのは、客を取り残して行かないバンドの姿勢。
決してバンドの独り善がりにならずに客のペースも見つつ自分のテンションも上げ て行く。
客もそれをわかっているからむやみに煽ったりはしない。
彼らが加速すればそうする。速度を緩めるなら一緒に緩める。だから会場全体の一 体感はものすごいし、
そのお陰で会場全体でクライマックスが迎えられるのだ。
渦巻きがどんどんどんどん天空に上っていって竜巻になるっていうイメージ。いつ もそんなイメージを沸かせる。
大きなゆったりとした回転が徐々に細かく速度を増していく。そんなイメージも沸 いてくる。
私はいつもそんな錯覚を覚える。そのあとにいつも思う。
「ズボンズって本当にグルーヴっていう言葉が似合う」
グルーヴの本当の意味するところなんて知らないけど。でも私の中ではグルーヴ= ズボンズ。 

 そして、彼らのカリスマ性。
う〜ん、カリスマっていう言い方もどうかと思うんだけどここではあえてそういう ことにする。
ズボンズのライブって女の子に負けず劣らず男の子も結構多い。まあ、6:4ってと ころでしょうか。
他のライブとか行くと結構男の子は「ダイブ命っす!」っていう事が多いんだけ ど、ズボンズはなんか違う。
実際この日も、ダイバー数延べ、5〜10ってところでしょうか。
なんでだろう?って考えました。
で、結論。 
みんなドンに魅入られてるから。そのギタープレイに。もうみんな釘付けになって るんだ。
ドンのそのプレーを少しでも吸収しようと、必死になってる。
むしろ、ドンにとって代わりたいくらいの勢いなのかも。
そんな思いを一心に受けるドンが羨ましい限り。
羨ましい。そう思った瞬間、”羨ましい”の対象物はカリスマへと変化していくん だと思う。
だから私の中でもドンはカリスマなんだ。 

 この日の彼らは、2回のアンコールをいれて約2時間のライブを終えた。
次に彼らのグルーヴを感じることができるのは一体いつだろう。

Reported by 鳥谷 昌子


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