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最近NME等で最近取り上げられているロンドンのバンドRegular Fries。この日はMogwaiのオープニングとして出演3バンドのトップを切った。 その日はもともと4バンドが出演予定だったが、直前にSuper Fury Animalsがキャンセル。かなりがっかりさせられた上に、開場からさんざん待たされ、客もイラつき気味。そういう情況で、バンドの“ビール配り”はかなり効果がったようだ。登場一番、前列の客に(恐らく楽屋から持って来た)小ビンを次々に手渡していく。良い戦略だ。 このバンド、ビール配り以前に、先ずセットが目を引く。舞台上に8台のテレビ、何十もの鍵をぶら下げた鳥篭などが所狭しと配置され、エリゼモンマルトルの舞台は過密状態だ。画面にはクーブリックやスコセッシのエクストラクトが氾濫。これらのヴィジュアルでアート/オルタナティブ系バンドである事を意識的に主張していたのだろうか。 さて音の方だが、私の浅薄な知識から先ず連想されたのは、Primal ScreamとLo-Fidelity Allstars。それにVelvet UndergroundやFallの影響が強いのではないかと言う印象を受けた。プラスどこかにユーモアがる。メンバーは8人居ただろうか。とにかく舞台上に物が多く、メンバーを数えるのにも苦労する。 民族楽器を含めたインストロメンテイションは、希薄な音作りとサイケデリックの境界線だろうか。ボーカル(2人)もLo-Fi。何を言っているかほとんど聞き取れないが、叫ぶようなスタイルが客の反応を引出していたようだ。 全体的に曲の構成が似通っていて、30分のセットでは、客は飽きてしまうかもしれない。だが上手く流れに乗れば、半クライマックス状態を30分味わう事が出来る。妙な喩えだが、ラガービールの様なバンドだ。私の勝手な印象だが、そう的外れでも無いだろう。彼ら自身、“Regular Fries”と呼んでいるくらいだから… Reported by N.M. 無断転載を禁じます。The copyright of the text belongs to N.M.. They may not be reproduced in any form whatsoever. To The Top. |