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予想通り『Cold Brains』から幕をあけ、ゆっくりとBECKは唄いだした。 前情報として、ストリングスが入った座って聴くコンサートという風に聞いていたので、リラックスして、ゆったりと音に身をまかせる。
BECK、唄うまいなぁ。歌唱力があるってわけではないんだけど。 アルバム『MUTATIONS』のことを「旅先の友達から届くポストカードに近い 感覚」で制作した、と彼は言ってたけど、そのアルバムを主体にしたこのライヴもそういう感覚なんだろう。 まさか、噂で流れた「日本の桜が見たいから4月に来日した」っていう理由ではない だろうが、ぶらりとギターもってやって来た異国人的な身軽さ。シンプルにBECKの唄が伝わってくる。 変な日本語はよくワカラナかったが。(「僕のジーパンのポケットには花束」とか 「弁当箱が」とかなんか意味不明だったです。あと、フリンジ付き衣装も、?BECK本人もリラックスしてるのがよく分かる。(来日)発表時はスタンディングじゃないのは不満だったけど、こういうもの良いなぁ〜。 と、ここまでが第1部、10分の休憩時間をとっての2部は趣向が変わって派手めの ショー仕立て。曲もセカンドからのヒット曲を連発し、オーディエンスへのサービス満点。BECKのお決まりロボットダンスも大袈裟気味に披露し、バックとの振り付けもバッチリ決め決めの演出は、ミュージカルみたいで凝っている。 BECK版ジギースターダストなのかな?なんて笑いながら思ったりした。 「I'm Loser〜♪」と唄ってたやせっぽちの少年が、スターになってミラーボールの下で唄い踊り、ギターをかき鳴らす。(私はこのライヴで、BECKにギターが似合うことを今更ながら気づいた。)そういうひとつのアメリカンストーリーを追って演奏して見せてるような錯覚さえおこる。 BECKこういう事が出来るようになったんだぁ〜なんて母のような気分を味わったりして(←嘘(笑))、1時間半とそんなに長くないパフォーマンスだったけど、多面的で意外と単純なBECK王子が堪能できて楽しい一時でございました。でもBECK、ちっとは体鍛えたほうが良いと思う、肉ぽよ〜んとしてたもん(笑)。 Reported by 浦山まさみ 浦山まさみさんのホームページはこちらです。
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