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AOAのライヴを見るのははじめてであった。YAMAさんのトライバルなDJプレイが終わるとライヴスペ−スにはいつのまにかAOAのメンバ-が。数台のシ−ケンサ−とシンセ、ベ−スと周辺にジャンベが並んでいるのが見えた。最初の数十分のリズムのないアンビエントなプレイでフロアをどこかの山奥のような不思議な空気にする。プロジェクタ−にはテクノ曼荼羅というか万華鏡のような映像が様々に形を変えて映し出されている。しばらくすると今までうずくまるようにしてベ−スを弾いていたヒラさんが立ちあがってリズムをきざみはじめる。それはシ−ケンサ−のリズムと同化し、同調するかのように観客も踊り始める。そこからはまさにトランス祭り!!!ミニマルなリズムに即興の演奏が重なりそれに身をゆだねると時間の概念は次第に失われる。脳は何も考えなく、考えられなくなる。頭の中はただただLOVE and DOMEGAPEACE! ヤラレました。久しぶりに我を忘れて踊った。気持ち良かった。 AOAという不特定多数のバンドはヒラさんやイ−ダさんの友人関係から自然発生的 に生まれたように思う。自分たちが楽しむためにあくまで遊びの範囲をこえない。それだけにとことん自由。AOAは「一緒に踊ろう」ではなく「踊りたかったらどうぞ」くらいの感じがする。あおるようなことはもちろんしないし、ヒラさんは観客に背を向けてプレイしていた。そういう態度をおかしいというひともいるかもしれないが、僕は押し付けがましくないそんな態度が好きだ。ボアダムスのありったけのエネルギ−を外に放出するようなライヴももちろん大好きだけれどAOAのエネルギ−を吸収し続けるようなライヴも好きだ。そして彼らの音にシンパシ−を感じ、演奏の間だけでも踊りながらAOAの友達の輪の中に入れたような感覚になれたことが幸せで、うれしかった。最後に、フジロックのダンステントで野外AOAがみれたらいいな−。 Reported by 富田純司 無断転載を禁じます。The copyright of the text belongs to 富田純司. They may not be reproduced in any form whatsoever. To The Top. |