より多くの人に知ってもらいたい、けれどなんだかもったいない...。
というのが、正直なところだろうか。
3月13日、恵比寿ミルクでのBRAHMANのライブを見た感想だ。
僕が始めて彼らを知ったのは、一昨年の暮れごろのハイスタのライブで前
座をしたときだ。
(残念なことに、そのライブには行けなかったけれど)
その後、実際に彼らを生で見たのは去年のAir Jamのときが初めてだったの
だが、
その時は正直言ってあまり彼らのことを知らず、真剣にライブを見
なかった。今思い出しても悔いの残る記憶だ。
そんなこともあって、僕は今度こそ彼らのライブを心底楽しみたかった。
それで僕は、その日会場までには少々時間があるPM6:30には会場に足を運んだ。
すると、早くも長蛇の列ができているではないか。
3月の夜。外で立っているのには少々肌寒い気候である。
それでも、列に並んだ面々から、疲労や退屈の色はうかがえない。
みんな楽しみなのだ。
正直言ってそれは、肉体的にはけっこー辛い時間だったけれど、
多少の辛さも、友人たちとBRAHMANの話をし、
彼らの歌を歌えば、吹き飛んでしまう。
そんなこんなで、待つ事2時間弱、さらに、入場してからも、
待つ事2時間弱。
不満があるとしたら、この入場してからの時間だろうか。
人が多すぎ、情報が少なすぎ、なのだ。
ライブが始まる前に具合の悪くなってしまっている人もいた。
なんともかわいそうだ。
ともあれ、待つ疲労もピークに達しようかというころ、ついにライブがス
タート!!
待ちくたびれた反動からか、観客のテンションもイキナリ最高潮。
序盤、心無い一人の観客に気勢をそがれる場面もあったものの、
その後は、彼らの圧倒的なパフォーマンスの前に、ただただ暴れまくり。
何物にもかえられない瞬間の到来だ。
期待通り、1曲目「THAT'S ALL」から始まって、
「THERE'S NO SHORTER WAY IN THIS LIFE」
「ANSWER FOR・・・」
「BEYOND THE MOUNTAIN」
と、お気に入りの曲のときには、本当に涙が出そうだった。
暑い。苦しい。痛い。
でも楽しい。楽しくて仕方がない。
そんなことは有り得ないと知りながらも、今この時間がずーーっと
続けばいいのに、と思う。
勿論、その願いがかなえられる事はなく、終わりの時が近づく。
その時が近づくにつれ、会場内には感動的な空気が漂い始める。
まるで、みんなの思いが空中に浮遊しているかのように。
徐々にテンションを上げていき、観客と一体になった素晴らしい演奏をみ
せてくれた、
TOSHI-LOWをはじめBRAHMANのメンバーが、
遂に終わりのトキを告げる・・・。
それと同時に、観客からは、感謝、感動の声が上がる。
みんな疲れ果てているが、とてもいい顔をしていた。
思いはみな同じだ。
こんなにも、みんなが一緒になって感動できる事って、
そうそうあるものではない、と少なくとも僕は思う。
最後にこう言いたい。「ありがとう、BRAHMAN」
Reported by Makoto Otowa
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