2.22 イラク派兵反対・路上解放デモ デモに参加して思ったことを羅列してみました ( Mar '04)
■PEACEってどっち?
ノルマンディー上陸作戦を成功させたチャーチルが、指で「VICTORY」をあらわすVサインを作った。いつしかそれは「PEACE」と呼ばれることとなり、二つ目の意味を持った。今まで何となく続いてきた自分勝手な欲望によって引き起こされてきた利権をめぐる争い、侵略された側の指導者を悪と決めつけ、それを排除してまっさらな白紙の状態へと戻す行為が正しいと証明され、破壊の後の創造こそが平和をもたらすと定義された瞬間なのかも知れない。残念なことに本来の(といっても発祥の時期はベトナム戦争時と、Vサインと比べてかなり遅いが)平和の象徴である鳩の足をリングの中にあらわしたピースマークはデモなどでしか見られないし、逆に言ってみればVサインを掲げてデモに参加する輩も見たことがない。
■戦争とお金
戦争が金を生むのは明らかで、ロゴマークやブランド名にもあらわれている。ベンツのスリーポインテッドと呼ばれるマークは「陸・海・空」をあらわしている。航空機と関連のあるSAABが「空」を掲げるのはわかるが、何で車専門のブランドに空と海が必要なの?
爆弾落として「よっしゃ、当たった!」の意であるL****Y STRIKE。俺はこのタバコ吸いません。人間てのは、こんな感じで金を手に入れます。
■愛すべき日本人
相手である敵に塩(兵器)を送るのが「死の商人」と一般的に呼ばれているが、実際は傍観しながら懐をあたためていった日本も同じだ。日本が敗戦から立ち直った要因も朝鮮戦争での特需で、メイド(冥土か?)・イン・ジャパンの兵器開発において、気合いと手先の器用さが絶妙にマッチし、登り調子の好景気である。政府が「景気が上向き」と口走る時には日本が裏方に徹した戦争あり。今では、裏だけでは誰かさんの機嫌がとれないから、言い訳をこしらえての積極参加だ。しかし、国民はあまり賛成しない。日本人が当事者になるには勇気がないからだ。かといって、勝ちを拾ったら後先考えず突っ込んでしまう。引き際を全く理解してないなんてタチが悪い。
■愛すべき日本人・2
平和ボケもあるだろうが、地続きじゃないから、遠いところだからイイという人ごと感覚が、今の住みやすい平和な日本をつくっている。昔あったみたいじゃない、犯罪人のさらし首というモノが。人ごとだから、関係ないから見てみたいという野次馬感情をひたすらくすぐって満足させる。フセインが捕まってニュースで流れれば、そのみすぼらしい風体に満足してしまう。100%の満足などありゃしないのに。
■不安なしの男
「疑わしきを罰せず」や「喧嘩両成敗」といった教えは、少なくとも永田町にはありません。前者は明らかで、「イラクは核兵器を保有している疑いがある、だからズドン!」と主張したブッシュに目を輝かせて協力し、あれもこれも率先して提供する小泉さんを見れば明らかだ。後者も地球上で最もワガママで傍若無人な強国がバックアップしているから、彼に不安はありません。
■子供の夢を壊して、ごめんなさい。
地域によっては、役所に届け出をして、許可をもらってからデモを行うらしい。アホか。規制されては意味ないでしょ。見た目は変わらないが、届け出をした時点で中身が変わってしまう。いろんな「中身」で海に空に宇宙にとアクロバティックに活躍するガチャピンみたい。子供の夢を壊すつもりはありませんがね。
■誰か中継しません?
東京のど真ん中を占拠したにも関わらず、メディアでは一切取り上げられない。電波ジャックでもしないと、公にならない。NHK、近かったのに。あ、でも「その時歴史が動いた」は好きです。脱線しましたね…。向けられるカメラといえば野次馬のケータイか、機動隊の証拠として、今後の教材としてのものばかりだ。次のデモに参加する人は覚悟を決めた方がいいかもしれません。私は行きます。
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