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MIDI 2003 Modern Music Festival (迷笛現代音楽節2003)
(2nd Oct '03)

- 中国での初ライヴ - part3 -
 そして25分の規定の時間を終え、TOSHI-LOWが「謝謝!」と叫んでワイヤレスマイクをモニターに叩きつけてバンドが退場。その後私もステージ裏に撤収したのでよくわからなかったのだが、物を投げる人は相変わらずいたようだ。しかしBRAHMANの演奏に対して批判をしている雰囲気は殆どなかった。現にBRAHMANの次に演奏した人気バンドTHIN MANの時も多くの人が物を投げ込んでいたようだったし、この日に限らず多くのバンドのプレイヤーや楽器、そして音響機器に多くのペットボトルが当たり、多くの機械が壊れたりしたということだ。中国の聴衆のレベルがまだまだ低いためか、はたまたチケットが無料であった為に本当に音楽を聴きたい連中だけでなくただ騒ぎたいだけの奴等も混じっていたのか、原因は様々だと思うが、今回のMIDI現代音楽フェスティバルが中国で行われるロックフェスに残した課題は大きかったのではないだろうか。

 BRAHMANが下がった後、ステージ裏ではどうやって入ってきたのかよくわからないが多くの中国の若者達が興奮してバンドに声をかけてきた。彼らは口を揃えて「観客の一部にバカが一部いたけど、あれが中国人の全てと思わないで欲しい。僕らは中国人を代表してあの行為について謝罪する、許してほしい」「BRAHMANの演奏はほんとに最高だった!また来て欲しい!」と熱っぽく語ってくれて、それがTOSHI-LOWはじめメンバーを一番安心させたようだった。もちろんペンさえ持たずただサインだけ欲しがるような奴もいたがそれもまたご愛敬だろう。

 THIN MANのライブが終わり、客が殆ど帰ったところでインタビューなどを受け、その後主催側が用意してくれた車で撤収。主催者でありMIDI音楽学校の校長のジャン・ファン(張帆)からたびたび丁重に謝罪されたが、バンドメンバーはそのたびに気にしていないことを強調していた。やはり多くの海外ライブを経験していることもあって、本当にタフなバンドなのだなと感心するばかりだった。

 会場から1時間ほど車を走らせた後、メンバーもスタッフも一応無事にホテルに帰り着き、波乱の10月2日を終えたのだった。

 1つだけ後日談を付け加えておくと、このライブの2日後、BRAHMANが観光で北京の銀座といわれる「王府井(ワンフージン)」を訪れている時に、同じくMIDIに出演したバンドで、BRAHMANのライブを見たパンクバンドがBRAHMANに気付いて近寄ってきた。そして彼ら曰く「日本のバンドでしょ?ライブ最高だったよ!ぜひ一緒に写真を撮って欲しい!」

 私がそれを翻訳するとBRAHMANは快諾して仲良く一緒に写真を撮ったのだった。


report by xiao_long

The official site of

Brahman is;

http://www.tc-tc.com/
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