![]() さて先日ジョニー・マーというイギリスのミュージシャンのライブを初めて体験した。それも思いがけない偶然によって。UKロックになじみの薄い私にとって、この出来事はちょっぴり衝撃的な出会いだった。それこそ、もっと前にこの人の前身バンドであるスミスをナゼ今まで聞いたことなかったのか…と悔やんでしまうくらい。私は音楽を直感で聞いているところがあるから、なんかこの曲いいなっと思ったらすぐ飛びつく。はじめはそうでもなかったのだが、ライブも中盤に差し掛かりこの感情がもろにこみ上げてきた。きっかけはボブディランの名曲"don't think twice, it's all right"のカバーを聞いたとき。彼との距離が一気に縮んだ気がした.。思わず口ずさんでいた。くよくよするなよ、全てうまくいくさ!それからあとは言うまでもなく、とにかくすんなりと彼の奏でるギターとボーカルが全身に入り込んでいた。 |
何かを初めて体験するときそのことが心地よかったり、楽しかったり、ほんとに心に共鳴するものだりすると、もっと早くに体験してたらと悔やんでしまうことがある。誰もがきっとそんな気分を味わったことが一度はあると思う。音楽に対して偏食ぎみの私はこんな気分に数多く出くわす。「嗚呼どうしてもっと早くにこのバンドに出会わなかったのよ」とかね。それでそのいいものに出会ったあとの私はもうがむしゃらになってそのバンドの情報をかき集め、CDのコレクターになったりするわけです。まっそんなことどうでもいいんですけどね。![]() |
|
それにしても驚いたのが、オーディエンスのお行儀のよさだ。ロックっていったら、粗野で、ジャンキーで、暴れん坊で…(勝手な解釈なのだけど)。でもイギリスっていう国は何につけてもお行儀がよろしい国なのだ、きっと。ロックなのに、ロックなのにさ!UKがつくとそこにはお行儀のよさが加わるわけなのね。まっロック発祥の地がイギリスなのだから、これこそが本当のロックなのかもしれない。彼の曲たちもどこか紳士的で、スマートで、きちんと正装していて、荒々しい様子は微塵も感じられなかった。これこそが正統派ロックなんだね。 終演後ジョニーマーやスミスのこともっと知りたくなった。というかUKロックシーン全体を。こんな風な出会いで、私の好奇心は又掻き立てられるのだ。ふとしたところにこういう出会いがあることをこれからも期待しつつ、自分のアンテナをいつもビンビンに張って音楽に関わっていきたいなぁ、と思う今日この頃だ。
|
![]() |
![]() report by kaiho and photo by hanasan |
--- set list --- (原文まま)
LONG GONE |
|
Johnny Mar & The Healers: |