buttonRed Hot Chili Peppers at Makuhari Messe (2nd Nov '02)

「三回目のレッチリ」
Red Hot Chili Peppers
Richie Howtin


 時間の経過と共に場内のザワメキも大きくなりセキュリティーの外人さん達も配置に付きだす。目の前に来たのはボブサップの様なガタイの黒人。奴がこの辺りのダイブマン達を引っこ抜くのか。「ヘイボブッ!今日は頼むぜ!」と心の中でハイタッチ。

 そうこうしている内に破裂しそうな位熱気が充満してきて照明が落ち、遂にヤツラが出てくる。う〜ん、みんなでかく見えるねぇ〜。しかしそんな余裕もさらに押し寄せる人によって簡単に吹き飛ばされる。コンビニ弁当を斜めに持った時のおしんこの気持ちってこんなんもんかね。心の中ではドラゴン花火が景気良く火を吹いてるけどね。


 

 過去二回チリペッパーズのライブを見た。だから今回は少々斜に構え、実際んとこレッチリってどんなもんなんだい?ってなほんのり品定めノリで、行って来ました幕張メッセ。会場に着いたのが開場一時間前。何しろ前方ブロックのかなり小さい入場番号だったので「絶対最前列取ったる。」と息巻き、連れ共々開場と共にダーッシュ!係の人に「走らないで。」と注意され、半ば欽ちゃん走りになりながらも見事最前列ゲット!ステージを見上げればジョンのマイクスタンドが・・・。

「近っ。」

 そんな感動に浸りながら待つ事20分、左のブロックが騒がしいので顔を向けると見た事のある大男が客の握手攻めに遭いながら近づいてくる。「あれチャドじゃん。」と言ったのが間違い。あれよという間に人が押し寄せ「いたっ。」「重っ。」「チャドー。」「ぐあっ。」と。どうにかチャドに触る事ができてハートは一気にヒートアップ。チャドさんあんたぁ良い人だ。
Richie Howtin
Red Hot Chili Peppers


 すぐにジョンがギターの切ないリフを奏でる。スカーティーッシュ!「この曲が聴きたかったんだー!俺はっ。」こうなると横やら後ろやらの激しいプレッシングなど知った事かと我先に縮んで伸びて揺れる。でも見とれてしまう、熱くジワッと染みて来る。しかしみんな歌詞を良く憶えてるねえ。でも耳元で大声で歌われるとうるさいよ、君。あっ、俺もだ。スカーティッシュを熱唱しすぎていきなりガス欠気味になっている所にさらにフリーのベースソロがビコベコブインドウンと攻め立ててきてそのまま「アラウンドザワールド」への波状攻撃。ドゥイディドゥイディドゥイディドゥリルドゥルドゥル。「いやーっ」「きたーっ」「フリーッ!!」再びダイブマン波乗り開始。下手をすると間の抜けたフレーズも、只のヘンタイダンスもこの連中がやると何でこんなにカッコイイんだろう。くやしーっ
 ステージ上では肩慣らしのジャムが始まる。この時点で気持ちは品定めモードからガッツリノリノリモードにシフトチェンジ。そして、いよいよあのイントロが・・・。バイザウェーイッ!!ステージ後ろでスティックを叩き込み、左では長いネックの上を疾走している。右側は弦を弾き飛ばし、真中で詞を放つ。巨大な怪獣みたい。「フリーッ!」「いてっ」「アンソニー!」「ぐあっ」後方からのプレッシャー、頭部へのパンチとチョップとエルボーに耐え必死にステージを見上げるとコーラスをする満面の笑みのジョンが・・・。「ジョン楽しそうだね〜。」時折ボブが指差す方向から人波に乗ってきたハイテンションボーイを前に押しやりつつ、バイザウェイ終了。
Red Hot Chili Peppers
Red Hot Chili Peppers


 

 「Universally Speaking」「Otherside」で声を張り上げ、「Suck My Kiss」でこぶしを突き上げる。次の「The Zephyrsong」でまたまた熱唱と、目をつぶって唄うアンソニーが印象的なメロ重視の曲とフロント三人がチャドのドラムに乗ってあっちこっちで飛び跳ねる曲をバランス良くちりばめてくれたお陰で最後の「Give It Away」までまるで飽きることは無かった。上げて抑えてで忙しかったけどね。
Red Hot Chili Peppers
Red Hot Chili Peppers
「Give It Away」で今日何度目かの最高潮を向かえ本編終了。そのまま間をおかずにアンコールの催促。わがままだよな〜、と思っても力いっぱい手を叩いてしまう。促されるようにさっさとチャドが出てきてなかなか出てこない他のメンバーを急かすようにドラムソロ。さらにタモリばりのアクションでお客さんを煽る。やっぱり良い人だね〜。ようやく四人が揃い、この日を象徴するように「Under The Bridge」を唄い上げ、続いて「Me&My Friends」を打ち放つ。ああ最後まで大忙し。公演が終了して人波が引いて体のあちこちが痛い事に気付いたけど見事に気分は良かったね。最初は冷静に見ようと思ったけどムリムリ絶対無理。チリペッパーズ好きがあのポジションであんなの見せられて普通でいられる訳が無い。あ〜楽しかった。

report by takao and photo by nishioka

button2004

butonThe Jeevas(3rd Apr. @ Shibuya AX)
butonJET(4th Feb @ Shibuya AX)

button2003

buton黄色い声と心地よいメロディー : The All-American Rejects (1st Dec @ Shinjuku Liquid Room)
butonおバカなんだけどかっこいいんだよなぁ :
Electric Six (15th Nov @ Shinjuku Liquid Room)
butonアカクロシロ :
The White Stripes with WHIRLWIND HEAT (21st Oct @ Shibuya AX)
buton最高のひととき : Elvis Costello (1st Oct @ Nakano Sun Plaza)
buton幸福な出会いに乾杯 : 勝手にしやがれ (3rd June @ Shimokitazawa Shelter)
butonまた会うことができて本当に良かった : FEEDER (24th Mar @ Shibuya Quattro)
buton美しい音色のギターを彼は今でも弾いていた : Johnny Marr & The Healers (1st Mar. @ Nakano Sun Plaza)
buton進化する過程に居合わせる喜びにひたっていたら魂ぬかれた: Death In Vegas (5th Feb @ Shibuya Quattro)
buton年始早々良いもの見たね: The Jeevas (7th Jan @ Kawasaki Club Citta)


button2002

buttonKraftwerk : (13th Dec. @ Makugari Messe)
button三回目のレッチリ : Red Hot Chili Peppers (2nd Nov. @ Makuhari Messe)


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