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なお、写真は7/5国際フォーラムで撮影されてものを使用しています。 |
季節はずれのサンタクロース
ELVIS COSTELLOがステージに登場すると、今までにないほどの鳥肌が立った。れほどまでのは、初めてだった。今思うと今回のライブは、僕にとって初体験のことが多かった。初めてのホールという場所でのライブ、初めて指定席に座ってみるライブ。会場に入ったとき何か違和感に似たものを感じた。僕がよく見てきたものは、立って見るライブ、騒いで見るライブ、終わるとへとへとになるライブ、そういうものとは全く違っていた。どっちが良い、悪いというものではない。そしてお客さんの年齢層の広さ。僕くらいの20代前後の人たちもいれば、30、40代くらいの人たちもいた。数では後者のほうが多かったのではないか。30、40代の人達がこれほどに多いライブも初めての体験だった。先程書いた違和感にも似たものとは、あまりにも新鮮でどう反応したらいいのか、わからない、というところからでてきたのでないか。初めてライブに行ったとき、これに似たものを持っていたのかもしれない。 バンドはギター、ベース、ドラム、キーボードと単純な構成だった。ライブに行く度に不思議に思うことなんだけど、音は楽器の数しか出ていないはずなのに、何故楽器の数以上の音がなっている気がするには、なんでだろう?ライブを見に来ているお客さんも素敵で、ELVIS COSTELLOがステージに現れるなり、たくさんの人が立ち上がって拍手で迎える。曲が終わるたびに、凄いあたたかい拍手が会場を包む。ホールという場所が持っている雰囲気も手伝ってか、僕は自分の年齢よりも、大人になった気分がした。 演奏した曲は、最新のアルバムから数曲、そして昔から歌っている曲。ライブで演奏した曲全てが、今つくられたかのような新鮮さがあって、時間を超越した重みがある。僕は音楽というものが、新しいものも古いものも全て『今』というところにあるものだと思っている。今回のライブでその事を実感したし、間違ってないことも確信した。『今』にあるから、いい曲は常に新しさと、重みを持ち続けられるのだろう。気がつくと僕は目の焦点がおかしくなるくらい、ステージを見ていた。 最後に素晴らしいライブを見せてくれたELVIS COSTELLOと全てのスタッフに感 謝。 report by z and photo by hanasan. |