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着いたら既にPartyは始まっていた。「IT'S TIME TO PARTY」が聞こえる。自分は荷物を持ったままフロアへ向かった。後から知ったが、まだ1曲目。しかしフロアは乱痴気騒ぎである。遅れて行った者として「盛り上がりたいけど、盛り上がり損ねた自分」がいた。 「TAKE IT OFF」が鳴ると、1度フロアを離れ、トイレに行った。まだPartyは終わらない。万全の態勢で挑もうと思った。一目見てAndrew W.K.の全力パフォーマンスは伝わってきたから。 ロッカーはどこも一杯。さすがSOLD OUTのライヴ。自分は荷物を抱えたままフロアに戻った。 後ろの方をウロウロしていると「SHE IS BEAUTIFUL」。自分ももうイイ歳だ。少しは小難しくありたいと思っていた。しかし「ナーナーナーナ、ナナナーナー」のコーラスを聞き、心の底から「今日はバカになろう!」と思った。 それは次の曲で想いから行動へと変わる。「I LOVE NYC」。「アーイラヴ!トキオーシティ!」とAndrewが叫ぶ。確かにベタかも知れない。でも純粋に受け入れられる自分がいた。自分の住んでいる街も行政上は東京だ。そして、仲間も住んでいる。海外のアーティストも比較的容易に会う事が出来る。心の底から「オレもこの街が好きだ!」と思えた。もう、なりふり構わずフロアに突っ込んでいった。 「PARTY TIL YOU PUKE」、新曲と思われる「YOUR RULES」、「GOT TO DO IT」。もう楽しくて仕方が無い。久し振りに自分の体内から大量の汗が出る。でも「体内の水分よ、みんな吹っ飛べ!」とすら思った。もう身体が勝手に動く。お囃子を聞いた、いなかっぺ大将状態である。 改めて思うが、タッチはハードなのに、そのメロディの美しさ。それを再認識したのが「WE WANT FUN」である。ドラム→キーボード→ギターと始まるこの曲、分かり易い!それがイイ!!!もう自分にはステージしか見えない。でもそれで十分だ。もう何もいらない。 そして「I GET WET」。邦題は「汗にまみれてパーティ三昧」。もう文字通り、汗がボトボト落ちてくる。でも楽しいったらありゃしない。「アーイ!ゲーット!!ウェーエ、エーット!!!」と何も考えずに叫ぶ。 「FUN NIGHT」。もう叫ぶ。「ファンナイッ!」以外は自分でも英語だか日本語だか分からない言語を発している。でも込み上げて来る。で、発せずにはいられない。 そんな自分にも唯一の気掛かりがあった。「ああ、もう『PARTY HARD』は、やっちゃったんだろうな…」。ギター(ペイン?フランク?長髪の方)が「Party Hard?」ってアオる。「ハイ、すっごいParty Hardでございます!」って思ってたら…。 「When It's Time To Party We Will Party Hard」のSEが。え?もしかして!?「Party Hard」!!!あーもーどーにでもして!!!元々高かったダイヴ率が更にUP。観客の1人がステージに辿り着くと、Andrewは何と肩車!そのまま2番を歌いきる!!もうどっから見てもPartyだ!!! ここで、本編は終了。アンコールは「DON'T STOP LIVING IN THE RED」で全てのPartyが終了。 ライヴ終了後、スタッフもパーティが好きなんだろうなと実感した。セットリストを手に入れる事が出来た。ボロボロのグショグショだったけど、スタッフは親切に、丁寧にガムテープを剥がしてくれた。 パーティはみんなで作るもの。そしてみんなで楽しむもの。アーティストも、スタッフも、そしてオーディエンスも…。そして何よりRock&Rollの初期衝動。言葉にするのは簡単だが、知識や経験等を手に入れる替わりに失いかけるもの。あの場には間違いなくそれがあった。
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IT'S TIME TO PARTY report by ash1200. |