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去年の下半期、自分の中でオーストラリアフィーバーが起きていた。Regurgitatorのクアトロのライヴにも行ったし、The Avalanchesは残念ながら来日中止になったが、メンバー2人がDJとして来日したGrand-Tourismeは行ってきた。でも自分が一番楽しみにしていたのはgerlingだった。 彼らの音楽的知能指数は高いハズである。ポップ、ロック、ハウス、ヒップホップを1枚のアルバムで見事に料理・消化している。でも「おバカ」である。フジロックの会場内でハシャギ回る3人の姿がいろいろなメディアで紹介されていたが、あの姿に偽りは無い。自分も会場内で4,5回見掛け、最終日にはレッドマーキーの後ろで一緒になって「鹿!鹿!」と意味も無く叫びあった。9.11のテロによって題名や曲名の差し替えがあったが、来日前の彼らのインタビューを見る限り、大きな影響は無さそうに思えた。 19:15、メンバーは新しい衣装で登場。黒のワークシャツだったが、トレードマークのリュックサックは背負っていない!アルバム同様「Phazer Kidz In The Windy City」でスタート。最初はゆっくりスタート・・・と思いきやダレンとバークが飛び跳ねる!そりゃ観客も曲調関係無く飛び跳ねますワ。 前半はゴリゴリのロックモード。Kylie Minogueをフューチャーした「G-House Project」は自分の声を変換して披露。 中盤で早くも「Enter Spacecapsule」。この時のバークが圧巻。4,5人の観客をステージに上げる。自分も女性ボーカルのパートを感情たっぷりに振り付きで歌う。但し口パク。スピーカーによじ登り、天井のパイプに掴まってアオる。そして目玉は3Dの様に飛び出る・・・。こんな楽しい曲だったっけ!? 本編ラストは必殺の「The Deer In You」。出だしでドラムのタイミングが合わず、グダグダになりかけるが勢いで演奏し通してしまう。 アンコールに対して、アンプに隠れながらの登場。そして「Ghost Patrol」。「Ghost patrol you are under arrest!!!」の大合唱。そして徐々に曲調を変え、最後はゆっくりと、ちょっと切ないメロディでフィニッシュ。個人的にこのアレンジは気に入った。こうして、約1時間のライヴは終了した。 正直な感想として、フジの時にも感じてしまったのだが、ちょっと演奏が粗い気がした。これはアルバムの完成度の余りの高さから感じてしまったのだろうか。 更に気になったのがリュックサックを背負って無かった点。「おバカ」なパフォーマンスは相変わらずで楽しかったのだが、彼らは新たな方向性を見出したのだろうか。リュックサックは冒険する子供の必須アイテム。夢、希望、未来、不安、好奇心・・・。そう言った物の象徴でもあるリュックサックを彼らはどうしたのだろうか。 大人になったのだろうか?単に邪魔になっただけなのだろうか?フジの会場内でも常に身に付けていた程の重要アイテムだっただけに気になった。 そして、彼らは次のアルバムでどんなジャンルの音楽をどう料理してくれるのだろうか。今後が心配でもあり、楽しみでもあるライヴであった。 report by ash1200. |