Stereophonics @ Nagoya Diamond Hall (13th Jan. '02)
一聴きボレ
98年フジで「一目ボレ」ならぬ「一聴きボレ」をして以来、彼らのライヴはほぼコンプリート。そんな私に今回、神様から愛の手が差し伸べられた。ライヴ前日のこと、あるメディアからバックステージ・パス当選の連絡が!ライヴではいつも最前列だが、ご本人に直接触れられる機会は初めて。「日の丸はちまき」だの「名古屋提灯」だの、日本人にあげたら嫌がらせ?のようなお土産を買い込み喜び勇んで会場入りしたところ、今度は奈落の底に突き落とすような貼り紙が!
"ドラムのスチュアート・ケーブルが来日できなくなりました"
実は私は彼の大ファンである。ケリーの歌には一聴きボレしたが、見ていて楽しいのは彼である。ライヴの間中「変な顏・百面相」をしてくれたり、何度もスティックをどこかにスッ飛ばしたりと笑いをこらえるのに苦労したことを覚えている。今回会えることを一番楽しみにしていたのだ...。それでも直接対面できたふたりは、とてもキサクな人たちで感激した。リチャードにスチュアートのお土産も渡したら「彼は来られないんだ」それでも彼にどうぞと言ったら「親切にありがとう」と答えてくれた。(ちなみに彼へのお土産は日本のドラム?「でんでん太鼓」でした)
ライヴの方もドラム抜きということで、急遽アコースティックのセットになったようだ。そういえば一年程前にもアコースティックの北米ツアーをしてたっけ。ステージ中央のスチュアートの指定席あたりには、幾つかのキャンドルが灯されていた。
DON'T LET ME DOWNで始まり、比較的穏やかな曲のセット。今回の客層は割と高めの年齢層のようなのでよかったのかもしれない。
個人的にはLOCAL BOY〜をアコギで聴けたのが嬉しかった。この曲を聴くと真夏の東京湾で見たフジの青い空を思い出す。ラストはロッド・スチュアートのカバー最新シングル HANDBAGS AND GLADRAGS。この日一曲だけのアンコール曲であった。
終了後、V2の担当氏にお礼がてらスチュアートの来られなくなった理由を聞いてみた。詳しくはわからなかったがスチュアート自身に何かあったというわけではないようだ。ホッ。キャンドルのせいでよからぬ心配をしてました。
初めてのアコースティックもよかったけれど、やっぱり私はいつもの3人揃ったライヴがいい。Tシャツに書いてもらったサインを完成させるためにも、次回の3人ステフォニに期待!
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