SLAM U WANNA ROCK? SHOW CASE @ 渋谷AX (26th Nov. '01)
アメリカでは、ワンサカ新しいバンド出てくる。次から次へと続々と。ワン・ヒット・ワンダーな人たちも多いけど。最近出てくる人たちって、ちょっと似てる感じがする。だから、これは誰の曲だっけ?この声はどのバンド?曲はわかるのに、頭混乱状態で上手くマッチングができなくなってきた。新しいアーティストを見つけても来日する前に忘れちゃうかも、いなくなっちゃうかも。全米で多いに盛り上がっていても、日本に到着するのはなかなか遅い。そういう中、レコード会社が行うショウ・ケースというのは、とても画期的で正式来日前に新人のライブを観られるというのはお得である。そんなわけで、今回ラジオでガンガンかかりまくってるアメリカン・ハイファイのショー・ケースへ。ダーウィング・ウェイティンズ・ルームというバンドも一緒で、これはかなりオイシイ。
ダーウィンズ・ウェイティング・ルーム
まずはフロリダのマイアミ出身の5人組、ダーウィンズ・ウェイティング・ルーム。2人のフロント・マンで一人がMC、ん?どこかで見たような編成。どうでもいいけど、ヴォーカル、ジェイブはかなり男前。だけど、なんでここまで曲が暗くてヘビーなの?オルタナティブ・メタルってやつ。あまりにヘビーな曲って途中でおなかがいっぱいになってきて、眠たくなってくる。それはズーンと響いてくるベースの重低音のせいなのかもしれないけど。私の頭の中、イメージがなぜかずっとムンクの叫びだった。なんで?流行りに乗っかってリンキン・パークやP.O.D.なんかお気に入りだから、私こういうヘビーなの嫌いじゃない。なんだろう。正統派な感じのヴォーカルとお猿みたいなMCの人のバランスが微妙だったから?あまりに混沌としたサウンドだったから?二番煎じみたいに思っちゃったから?...かもしれない。歌に陶酔しきってるヴォーカルとは対照的に、お猿のMCが一人でめちゃくちゃ弾けていて、その妙な組合せのパフォーマンスがアン・バランス。これ、個人的に違和感を感じたってだけで、別に悪いわけでもなんでもない。曲なんか、かなりかっこいい。歌い上げるヴォーカルが悲壮感あって、引き込まれる。マイナー調のメロディにインド風なテイストが加わって、それはまた斬新でもあり。とにかく、オルタナティブ・バンドとしては(MCを除いて)、かなり好感触。ヘビーなサウンド好きな人にオススメなバンド。
アメリカン・ハイファイ
見に行った知人が何人かいて、みんなにかなり好評だったアメリカン・ハイファイ。CDで聴いていた以上の演奏だったと、次の日はみんなが同じようにCDを聴き直していたくらい。私、もうちょっとおっさんぽい人たちだと思ってた、アメリカン・ハイファイって。見たら、まるでカレッジ・スチューデントみたいでみんなカワイイ。私、アメリカン・ハイファイの曲、こういうの好き。自分の学生時代が走馬灯のように思い出されるっていうか、爽やかで切なくて甘酸っぱいかんじで。絶対誰でも一度は耳にしてるってくらいラジオでかかってた「Flavor of the Weak」」なんてさわやか!さすが、ビルボードで1位になった曲だけに、覚えやすくてポップなかんじ。いーなー。この人たちの曲、どれもこれも馴染みやすい曲ですぐにメロディが覚えられて、口ずさめる。ライブ中も何曲も大合唱になってた。アメリカン・モダン・ロックまっしぐら。パーティ、パーティで毎週末のようにどんちゃん騒ぎしていた学生時代を思い出させるっていうか、聴いてると、頭の中でポンポンポップコーンが弾けるような、わからないねこの表現。でも私はそんな弾けた、頭空っぽで飛び跳ねるかんじが好き。ライブでもやった「Blue Day」「Another Perfect Day」「Wall Of Sound」のようなスローな曲は胸にキューンとくる。でもやっぱり盛り上がった「Surround」や「Hi-Fi Killer」なんて、みんな聴いて!と叫びたくなるくらい、メロディアスでポップでたまらないっ。ヘッドフォンして大音量で聴くのもいいけど、この人たちのライブは勢いあって楽しくて、なんたって、本人たちが一番楽しそう。「この後ハードロック・カフェでパーティやるけど来る?」なんてステージ上から言ってたけど、行った人いるのかな。ライブ見るまでそれほど入れ込んでなかったんだけど、見たらとても気にいった。私のお気に入りのバンドに追加決定。今後も楽しみ。また日本に来てほしいねっ。
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