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3年ぶりのRadioheadの日本ツアーも今日が最終日。今日のライブ中にトムのMCで初めて知ったんだけど、『Kid A』発売3ヶ月前にフランスはプロバンス地方の町、アルルで始まった一年三ヶ月に及ぶKid A & Amnesiacツアーは今日が最終日だったようだ。そして、9月28日の午後11時20分に新宿の高速バスターミナルから始まった6日間に及ぶRadioheadを追いかけての旅もとうとう終わってしまった。 ツアー最終日ということで、今日のRadioheadのメンバーは終始お祝いムードだった。そしてお客さんの方もまるで昨日の余韻がその時まで残っているかのように、Radioheadのメンバーを大歓声で迎え、一曲終わるたびに大きな拍手が沸き起こっていた。今日のセットはロックナンバーが中心に構成されていて、個人的に『The Bends』が一番好きな僕には最高のセットリストだった。 いきなり開始早々の4曲目に「My Iron Lung」が演奏され、今回のツアーでは2回目の「Permanent Daylight」もアンコールではなく今日は本編に含まれていた。そして大好きな「Fake Plastic Trees」ではいつものようにトムがアコースティック一本で最初は歌い、徐々に他のメンバーの演奏も入ってくる。そしてこの曲は「この気持ちを押さえきれない」という歌詞と共に一気に爆発し、「あなたの望む自分でいつもいられたら」とフェードアウトしていく。他にもコリンの不定期に入ってくるベースがたまらなくカッコイイ「Airbag」、そしてまさかの「Lurgee」までやってくれた。「Paranoid Android」と「Idioteque」で会場の興奮は絶好調に達し、アンコールでは『Kid A』の中で唯一のロックナンバーとも言える「Optimistic」もやってくれた。 2回目のアンコールではメンバー全員が手にグラスを持って登場し、会場のみんなと一緒に「かんぱーい」。PAの所にいるイギリスから同行しているスタッフも笑いながら写真を撮ったりしていて、既に打ち上げがお客さんがいる時点で始まっていた。何度も何度もトムは客に向かって「乾杯!」といい、そしてなぜか「いい天気ですねー」。メンバーがこんなムードだから僕もこの5日間で一番リラックスしてライブを楽しめたんじゃないかなと思う。アンコール2回目の最後から2曲目には「The Bends」が今回の日本ツアーでは初めて演奏され、そして最後の曲はニール・ヤングのカバーで「Cinnamon Girl」。 ツアーの最終日だからもう一回ぐらいアンコールをやってくれるのかな? と思ったけど、そのまま会場の電気がついて5日間の日本ツアーは幕を閉じた。 そして同時に5日間Radioheadを追いかけて書いた速攻レポートも今回で最後となった。この5日間、本当にたくさんの人とRadioheadを通じて出会い、たくさんの友人たちとRadioheadのライブを共に楽しんだ。そして終わった後にはその日のライブの感想をみんなで語り合い、僕が話した中にはRadioheadのライブを今回はじめて見て、やっとこのバンドの良さがわかったという人、ますますRadioheadが好きになったという人がたくさんいた。そう、Radioheadってアルバムがいろいろなところでで大絶賛されているけど、やっぱり何よりも彼らはライブバンドなんだと思う。元々の曲のすばらしさに加え、毎回違うセットリストと曲順、バンドのテンション、観客の反応、それに機材などのトラブルも加わって、それぞれのライブが全く違うもののように感じられる。だから何度Radioheadのライブに行っても未だに飽きることはない。 イギリスの雑誌「NME」によると、Radioheadは来年のグラストンベリーのトリを勤めるかもとのこと(あんまりこの雑誌に始まる噂はあてにならないけど)。 さてと、ちょっと早いけどそろそろ来年の夏の予定でも考え始めようかな。
--- setlist ---
1. National Anthem --- Encore ---
18.Lucky --- Encore 2---
22.Street Spirit Reported by Yohei Nogami. 無断転載を禁じます。The copyright of the text belongs to Yohei Nogami. They may not be reproduced in any form whatsoever. To The Top. |