MY VITRIOL at SUMMER SONIC 01 TOKYO (2001年8月19日 幕張メッセ)
 Summer Sonic’01でMy Vitriolは日本初来日となる。私は不安だった。London在住の友達の話では、メンバは仲悪そうに黙って黙々と演奏をするとか、Manics Street Preachersのサポートでは演奏中にブーイングが飛んだなど、いろいろな悪い話を耳にしていたからだ。

 1曲目はシングル「Grounded」のB面のインストナンバー「Deadlines」からスタート。この曲B面曲ということで実は私はノーマークでした。でもちゃんと聴くといい曲です。演奏の音はなかなか良いのではないでしょうか。ギターの音もガシガシ耳に入ってくるし、低音もズシズシと響く。

「Cemented Shoes」「Grounded」と前半戦はアップテンポなシングルナンバーをやりながらも、間にインストのナンバーを入れるという憎い演出。これはアルバムだけに限ってのことかと思っていたが、こういうのライヴでやるとより効果的だ。やはり単独公演ではないせいか、あまり彼らの曲を知らない人も多かったようだが、1曲終わるごとに「カッコいい〜!」という声があちこちから聞こえて私も思わずニヤリ。はじめて彼らの演奏を見て魅了された人は多かったのではないでしょうか。

 ベースのキャロリンはなんともたくましく、女性なのにカッコイイ。コーラスもバッチリ。sethはひたすらギターをかき鳴らし、裏方に徹してました。あとraviのドラムも同様に。Somの声はレコードで聴く以上に激しく繊細だった。

 後半の「Losing Touch」、私の好きな「Ode To Red Queen」は完璧の演奏。CDよりもkeyを少し高くしてるが、こっちの方がかっこいい。大詰めで「Alpha Waves」から「Always Your Way」へ。みんな力を振り絞って歌う。曲が終わるとSomが、次が最後の曲であることを告げる。最後はなんだ?と思っていると、インストナンバー「Tongue Tied」が始まる。ここから別の曲になだれ込むのかと思いきや、なんと「C.O.R」へ。Somの絶叫とともに、ステージ左のアンプに向かってダイヴして終演。

 すごいものを見ちまった。。そんな印象だった。これほど彼らのライヴがいいとは。予想以上に良すぎたので、しばらく放心状態だった。まわりの人たちもあまりのカッコよさに暫く言葉もなかったようだ。なにはともあれ、日本初ライヴ、成功おめでとう!

Reported by ponta


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