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アンナにもパワーを感じるコンサートなんて初めてのような気がする。19年振りの来日を果たした永遠の一本槍バンド、一筋を通してウン十年のAC/DC。19年前なんてガキの頃でやれゴダイゴだぁ、ジュリーだぁと騒いでいた一介の少年には遥か彼方のコトに思えて来ます。 開場少し前に到着すると幾重にも重なった長蛇の列が。てっきり開場を待っているのかと思ったら、マーチャンダイズを購入する為に待っている列でした。ふっと会場周辺を見回すとそこにはマルっきりアンガス・ヤングの格好をした人がアチコチに。また普段行くバンドやアーチストの時と違い、年齢層も高く、今日の為に会社を早引きしたり、休んだんだりしたんだろうなぁとアタマを過ぎりました。 会場内に脚を踏み入れるとそこには巨大なステージが。アリーナから徐々に埋まって行き開演近くになると会場全体がほぼ満杯になっていました。メンバーを待ち切れないファンはウェーヴを起こそうとしたり、場内で掛っていたストーンズの曲を歌ったりして、19年振りに日本の地を踏んだ彼らを出来る限りの喚声やコールで現しました。 開演時間を20分位廻ると客電が消え、喚声は更に大きくなりました。そしてバンドを迎えるコールが叫ばれると場内の温度も少し上昇。メンバーがステージに現れて最初に放ったのは"You Shoock Me All Night Long"。ステージ後方のスクリーンにはプロモ・ヴィデオとメンバーが映し出され、会場内は大合唱。続いて新作のタイトル曲"Stiff Upper Lip"がブライアンの紹介と共にスタート。この時もスクリーンにはクリップが映し出されていましたが、途中からアルバム・カヴァーにもなっていたビッグ・アンガス像が登場。場内から「オォッ」と喚声が。 「会場の皆が歌う番だ」と云うことで始まった"Thunderstruck"では「Thunder! Thunder!」の連呼。矢張り昔の曲では反応が良く、拳上げ率、喚声は最近の曲よりも大きかったと感じました。 コンサート恒例のアンガス・ストリップショウではモノの見事に日の丸パンツを履い ていたアンガス。彼も焦らすだけ焦らし、コチラも喚声で応えました。"Hell's Bells"では場内に釣られていた鐘が降りて来て、そこにブライアンが飛び乗って揺すり、場内の興奮を更に盛り上げていました。「The Jack」では場内のファンがスクリーンに映し出され、そこには心底彼らのショウを愉しんでいる姿が映し出され、ダンボールで作ったギターを振り上げていたり家庭で使う箒を持って来ていたりと様々なファンが。 "Highway To Hell"では最後にステージ後方に炎が上がり2階席で見ていた人にも熱さが伝わるほどでした。"Whole Lotta Rosie"では巨大なRosie風船が現われ、巨体を揺らして動いていました。オーラスに"For Those About To Rock( We Salute You )"では「Shoot!」「Fire!」の掛け声と共に大砲を連発。紙吹雪が舞う中2時間に渡ったショウは幕を閉じました。 会場を後にするファンの顔には満足と元気を貰った表情が。皆、翌日からは普段の生活に戻る訳ですね。 その日はナンともなかった声も翌日になると嗄れていました。うーん、こんな感じ久し振り。次は何時位に来てくれるのでしょう。 Reported by 水津千尋. 無断転載を禁じます。The copyright of the text belongs to 水津千尋. They may not be reproduced in any form whatsoever. To The Top. |