ピールアウト at 下北沢SHELTER(2001年2月3日)
 去年のフジロックの前夜祭や一日目のレッドマーキーを沸かせてくれた(その様子 はこちらを参照してください。)ピールアウトが下北沢のシェルターでライブをおこなった。 恐らく300人入ると身動き出来ない会場が超満員。男女半々から若干男が多いくら い。この日はDJイシカワがオーガナイズする「タイガー・ホール」というイベントに 招かれる形での出演である。この日のテーマは「3ピースでベーシストがリードボー カルのバンド特集」らしい。

 まずは、ヴェンチャーズの「10番街の殺人」で登場した、SHORT CIRCUIT。まだデビュー前のバンドらしく(今年の目標はCDを出すこと、とMCで言っていた)グリーンデイやハイ・スタンダードみたいなメロコアを少々ソフトにした感じ。ギターはざっくりして良い。ギタリストがつけるバック・コーラスもよくハモっている。メロディアスなところからバンプ・オブ・チキンを英語で歌ってみましたというのが、一番適当かも。ギタリストは男前で、ドラマーは高校生くらいに見える若々しさがある。惜しいのは、曲調が同じに聞こえるため退屈してしまう。自分の体調のせいもあるが、途中は壁にもたれかかって眠ってしまった。会場の反応は上々。良いメロディを書けるだけに、曲にバラエティを持たせれば、いいところまで行くのでは、と思う。

 そしてピールアウト。この日は新旧取り混ぜ、ハードでアップテンポなナンバーが多かった。ミッシェルガン・エレファントのチバとコラボレーションしたシングルを出したり、アルバム発売を控えバンドのテンションはかなり高まっているようだ。狭いハコであるということもあって音が直で届いてくる感じだ。さらに、ベースの近藤がキーボードに、ギターの岡崎がベースに持ち替えてからは、初期ベン・フォールズ・ファイヴをハードコア・パンクにしたような激しいピアノ・トリオぶりを見せてくれた(実際「PIANOMAN R&R SHAKE, SHAKE, SHAKES」でベン・フォールズ・ファイヴという言葉が出てくる)。彼らの歌は熱く、真面目であり、それが時に暑苦しさ、生真面目さになってしまう。今まで何度か観た彼らのライヴは楽曲や演奏は素晴らしいと思うのだけど、今ひとつ感情移入することが出来なかったのであるけれども、この日はとことん熱くなることでそれを突破していこうという気概を感じた。ある意味不器用な彼らは自分の道を見つけたようである。アンコールは一曲のみで全体の演奏時間も短いけれども、バンドの充実ぶりが良く伝わるライブだった。

セットリスト

1. OVER HERE
2. AGAINST
3. 心臓が動き出すとき
4. WEAPON
5. JET DESIRE
6. 爆裂世界
7. HEIDI
8. PIANOMAN R&R SHAKE, SHAKE, SHAKES〜
9. 〜BEAT FOR YOUR RIGHT

アンコール

QUEST

Reported by ノブユキ.


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