TEENAGE FANCLUB at 渋谷On AIR EAST(2001年1月28日)
 Tさん、(このページを参照してください)ティーン・エイジ・ファンクラブのライヴに行けずに、非常に残念でしたね。ON AIR EASTで会えることを楽しみにしていたので僕達も残念だったです。

 ライヴが始まる前、会場にはレディオヘッドの『KID A』が流れてました。ある友人 が、以前ティーン・エイジ・ファンクラブは『OK コンピュータ』のツアーをサポートしてたんだよと教えてくれました。91年のあの季節を知っているバンドが、91年に乗り遅れたゆえに、その劣等感をバネに世界的になったバンドをサポートする、というちょっとした皮肉を感じました。もちろん、当人達は、そんなことは意識してないのでしょう。

 さて、ライヴは「ABOUT YOU」で始まりました。それから最新作『HOWDY!』の曲を中心に演奏されました。別に特別なことはなく、ただCDと同じことをやっているだけですが、どの曲も素晴らしいメロディを聴かせてくれました。やはり古い曲が大変盛り上がり、懐かしいところでは「METAL BABY」や「THE CABBEGE」なんかもやりましたよ。ノーマン、レイモンド、ジェラルドの三人が交互にリードボーカルを取って完璧なハーモニーを聴かせてくれました。ノーマンはギターのみならず、鉄琴を叩いたり、キーボード(オルガン?)弾いたり、サンプラーをいじったりと、楽しそうに動き回っていました。ちなみにそのサンプラーは僕も持っている3万円の安いやつです。なんか嬉しくなってしまいます。サポートのドラマーであるBMXバンディッツのフランシスやキーボードのクリスもなかなかでした。後から聞いた話ではクリスはベル&セバスチャンのメンバーだそうですよ。いかにも内気なスコットランド人という感じのあの髪型(?)はインパクトありましたね。あ、そう言えば、ドラムはちょっと怪しい場面があったな?リズムが一瞬合ってないときがあったし。でも、あまりそんなことは気にならなかったです。

 確かにティーンエイジ・ファンクラブというバンドは既にデビューから10年以上経ち、もうベテランバンドと言っていいし、この日の会場に流れていた空気はノスタルジーだったのかもしれない。尖鋭的な音を出すということは無い代わりに着実に歩んできた、その歩みが、ファンの心を捉えて放さないのだなと感じました。 本編はその出発点である「EVERYTHING FLOWS」で締めてくれました。アンコールはビッグ・スターの「SEPTEMBER GIRLS」などもやり、そして最後は、あの酷かったサマー・ソニックでかろうじて僕らを救ってくれた曲「THE CONCEPT」!この歌は10年の時間を感じさせないまさにエバーグリーンな曲としてあるのだと。そしてその「THE CONCEPT」の歌メロが終わって突然ハードでノイジーなギターが疾走する「SATAN」へ。この「THE CONCEPT〜SATAN」という流れは9年前の来日公演のラストと同じでした。胸が締め付けられるほど感激しました。それは、この年月を僕らと一緒に歩んできた証しのように思えてならなかったからです。次はいつのライブで会えるでしょうか。それまでお元気で。では。

P.S.セットリストをネット上で見つけたんで書いておきます。

ABOUT YOU
START AGAIN
THE TOWN AND THE CITY
I CAN'T FIND MY WAY HOME
METAL BABY
DON'T LOOK BACK
VERISIMILITUDE
I NEED DIRECTION
ACCIDENTAL LIFE
THE CABBAGE
AIN'T THAT ENOUGH
MELLOW DOUBT
YOUR LOVE IS THE PLACE WHERE I COME FROM
SPARKY'S DREAM
THE SUN SHINES FROM YOU
TAKE THE LONG WAY ROUND
EVERYTHING FLOWS

NEAR YOU
CAN'T FEEL MY SOUL
HE'D BE A DIAMOND
SEPTEMBER GIRLS
THE CONCEPT〜SATAN

Reported by ノブユキ.


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