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ロッキングオン・ジャパン主催の「LIVE JAPAN」が新宿リキッドルームで行なわれた。会場の19時に入るとロッキンオン・ジャパンの編集者の古河晋がDJをしている。割と洋楽も多めで、ウイーザーやフレイミング・リップス、ニルヴァーナなど回していたけど、客層もあってイースタンユース、中村一義、ミッシェルガン・エレファント、ハイ・スタンダード、ブラフマン、くるり、スーパーカーなどの日本のバンドが盛り上がる。だけども、つなぎがめちゃくちゃ下手。曲の終わりの方をブチ切り、強引に次の曲につなぐのは流れも何もない。「リキッドでアレは無い。最低」を露骨に怒っていた友人もいた。自分としては選曲自体はなかなか良かったためそこそこ楽しめたけど。 そして20時、ライヴの一番手はロマンポルシェ。最初にロマン優光が、次いで掟ポルシェが登場する。掟ポルシェは背負ってきたゴルフバッグから刀を取り出して振り回す。インパクトは同じくステージ上で刀を振り回していたパブリック・エナミーのセキュリティー・オブ・ザ・1st・ワールドのようである。もちろん、掟ポルシェには笑いの比重が高いが。それにしても、この日の掟ポルシェはテンションがめちゃくちゃ高かった。恒例の説教では「安西ひろこが3年連続で成人式をやるのはオマエらのせいだ!」「携帯の電磁波のせいでオリックスの谷選手はヤワラちゃんと交際宣言したんだ!」「インターネットなんかするな!エロ画像なんか見るな!」(おれのことか)「20世紀はウーマンリブの時代。21世紀はアントン(アントニオ猪木のこと)・リブの時代です!」など爆笑に次ぐ爆笑のネタの嵐。ジグジグ・スパトニックやユーリズミックスなどの80年代エレポップのパクリである歌も尋常でないテンションで歌い踊り(パラパラみたな感じ)、観る者を何故か圧倒させる。それでいて、ロマン優光は退屈そうに頬杖ついて掟ポルシェの叫び声にエコーをかけたり、体型に似合わない(!?)高音ファルセットでコーラスをつけたりする。最後は全裸になった掟ポルシェが客席に乱入。そのまま出口に消えていった。このマジとギャグのせめぎ合いを夏の深夜の苗場で目撃したいと思うけどどうだろうか。 ロマンポルシェ。が終わって再び古河、次に鹿野淳のDJ。鹿野はビースティボーイズ、ピールアウト、バンプ・オブ・チキンの新曲などを回す。 そして、バック・ドロップ・ボム。いつものように、「Intoro」で登場。お客さんが一斉に前に押し寄せる。パンクとヒップホップを高い演奏力、構成力で融合させた傑作アルバム『Micromaximum』からの曲の連打でフロア前方はモッシュ&ダイヴの嵐。自分はPAコントロールブースの前で聴いていたのだけど、この日の会場の音響が今まで観た中では一番良く各楽器がちゃんと分離して聴こえた。それによってこのバンドのハードでありながら横ノリにも対応できる柔軟さ、白川と小島という二人のクリアなヴォーカルのメロディアスなところがはっきりと感じ取れたのである。「That's the way we unite」の頻繁なリズムチェンジを滑らかに聴かせるプレイは絶品である。このバンドは99年にフジロックに出たけれども、また苗場で観てみたい。 Reported by ノブユキ. 無断転載を禁じます。The copyright of the text belongs to ノブユキ. They may not be reproduced in any form whatsoever. To The Top. |