The Animalhouse at 心斎橋クアトロ(17th November 2000)
 

 

 

The Animalhouse  

 

 

The Animalhouse  

 

 

The Animalhouse  

 

 

The Animalhouse  

 

 

The Animalhouse  

*なお、写真は11/14(新宿リキッドルーム)のものを使用しています。


 

 この夏のフジロックで、噂のあったパティ・スミスやモリッシーなど、お目当てがのきなみコケてしまった後、なおも後ろ髪ひかれる思いだったのが、このアニマルハウスだ。ライドをずっと聴いていた人間にとっては、アンディ・ベルがハリケーン#1からオアシスと精力的に活躍を続けるのを見るたび、かたやマーク・ガードナーは?という思いがずっとこびりついたままだった。

 そんな彼の復活アルバム『READY TO RECEIVE』は、かつての轟音ギターでもなければ、ライドほどのサイケデリックな感覚やテンションの高さもない。しかし、タイトル曲"READY TO RECEIVE"は、一度聴けば絶対に忘れない、カッコいいナンバーだし、ラジオでもガンガンかかっていた。

 よっしゃ、マーク、これで行くなら行けよ!「元ライド」の看板なんて、もう必要ないんだから…。そう思っていたのに、当日開場ぎりぎりに駆け込むと、列に並ぶ人が意外に少ない。思わず隣の人と「もうみんなライドなんて知らないのかなあ」と言葉を交わしてしまった。げに複雑なファン心理。ともあれ、また彼の姿が見れるだけでもうれしいってもんだ。

 オープニングは"SOUND"から"SMALL"、そして"WASTED"へ。ステージ中央にはギターとヴォーカルのサムが立ち、小柄なマークはその左手で時々跳ねたり、のけぞったりしながら、何だかとっても楽しそうにギターを弾いている。まるきり「ギター少年」のノリだ。あれ? マークってこんなにお茶目な人だったっけ? その姿は、この春オアシスで見たアンディ・ベルが、ステージ片隅でうつむき加減に弾いていたのとは対照的だ。

 そんなマークの後方で、シルバーのホルターネックでキメて、ほんとに白くてきれいな背中を見せていた紅一点のベーシスト、ハリ。右手でキーボードに囲まれたジェイソン。そして後方に控えるドラムは、ライド時代からの盟友ローレンス。ライヴでの5人のコンビネーションは、特にあのハーモニーの再現などまだ完璧とは言えないが、それでも "READY TO RECEIVE"のイントロにはさすがに大歓声。やっぱり生でもカッコいい曲だなあと叫びまくっていたら、さらに"ANILAL"で跳ねる。"READY〜"よりも、こっちの方がはるかにライヴ向きの曲だったのだと実感。

 アルバム1枚しか出してないのだから、セットが短いのも当然なのだが、アンコールが"ANIMAL HOUSE"で終わり、客電が着いてもまだファンは帰ろうとしない。私も、恒例「セット・リスト」取りのためにねばったものの、ゲットできず。あきらめて帰りかけたところで、何とマーク以外のメンバーが再登場。ピック投げに加え、それぞれ籠を持って「餅まき」ならぬ袋入りの「クッキーまき」が始まった。ちくわ投げする劇団なら知ってるけど、クッキーまいたロック・バンドなんて初めてだ。

 フジロックの直後、大阪のレコード店でインストア・イベントがあり、かぶりつきでアコースティック・ミニライヴを見た時も、ハード・スケシュールで疲れているにもかかわらず、一人一人とてもていねいにサインをくれた彼ら。その「いい人」ぶりは相変わらずで、何だかほんのりした気分で帰途に着いた。

- SET LIST -

1.SOUND
2.SMALL
3.WASTED
4.SPACE TRASH
5.AUTOMATIC (NEW SONG)
6.DON'T LOOK AWAY
7.ESSENCE
8.READY TO RECEIVE
9.ANIMAL

ENCORE:
10.(SHE BRINGS) RAIN (NEW SONG)
11.ANIMAL HOUSE

加えて、11月14日(新宿リキッドルーム)でのSET LISTは以下の通り。

1.SMALL
2.SOUND
3.WASTED
4.SPACE TRASH
5.AUTOMATIC (NEW SONG)
6.MANTRA(NRE SONG)
7.ESSENCE
8.READY TO RECEIVE
9.ANIMAL

ENCORE:
10.(SHE BRINGS) RAIN (NEW SONG)
11.ANIMAL HOUSE


Reported by 小谷育代
無断転載を禁じます。The copyright of the text belongs to 小谷育代 and the photos belongs to Nishioka. They may not be reproduced in any form whatsoever.
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