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オープニングに登場した日本の3バンドは、どれも個性が光って面白かったのですが、やはり特筆すべきはギターウルフ。正直ビビっていた私でしたが…。「仁義なき戦い」のテーマにのって登場した彼ら。いきなり大暴れでしたね。ハウリング音ですら音楽にしてしまう強引なサウンドには、もう圧倒されっぱなしでした。でも、実は爆音に、ではなく、そこにあふれる彼らの「男気」に圧倒されたのです。途中、男の子を引っぱり上げて、ギターを弾かせる一幕も。彼がまた素敵なパフォーマーで、見事な掛け合いを見せてくれたのでした(もしかして「仕込み」かな?)。 いよいよ大本命、MONKEYWRENCH。 腹の底にぐっとくる分厚い音づくりは、ライブならでは。と言ってもとくにヘヴィーなアレンジをしているわけではなく、切れ味の良さと、一発勝負!って感じの潔さが、たまらなく気持ち良かったのです。Timは、最初から最後まで舞台を走り回り、ギターを振り回す、さらに、あちこちよじ登ったり、壁や天井(ライトにも!)弦をこすりつけたり、客にギターを弾かせたり、大はしゃぎ!! でも音が全然ブレないのはさすが〜。キャリアと実力を感じました。Steveは、スーツを着込んで、なかなかのハンサム。ずっとにこにこしてましたね。Tomは一人クール。端っこの方で黙々と演奏していました。そしてボーカルのMarkは、愛嬌たっぷり。身を屈めた姿勢から徐々に立ち上がっていく「一人せり上がり」みたいな小芝居が可愛かったです。ベックみたいな変な踊りをしたり、口に含んだビール(?)を吹き出したり、もっとそっけないと思ってたのに、意外にもエンターテイナーでした。もちろんボーカリストとしての魅力も充分で、声の重量感や表現力には、さすが!と思わせるものがありました。大きな瞳と、赤く光る髪がチャーミングだった彼。でも「Sugar Man」で一瞬見せた深く、澄み切った表情には、思わず息を呑みました。オーディエンスのざわめきもスッと引いて、穏やかな空気が漂っていました。 MCなし、音楽だけで突っ走った1時間余り。ホントに楽しかったです。 (SMASHさん、ありがとう!!) Reported by 小田ゆみ子. 無断転載を禁じます。The copyright of the text belongs to 小田ゆみ子. They may not be reproduced in any form whatsoever. To The Top. |