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定例 : これを見逃すな!
これからツアーに入るバンドや来日するアーティスト
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どんなご馳走を前にしても、その場でスカがかかっているだけで、自然と体はリズムを刻んでしまい「喰う」という三大欲のひとつがおざなりになってしまう。そんな自然と踊らせてしまうダンスミュージックを数ある音楽ジャンルの中から抜き出して、イギリス/アメリカのみならず世界レベルで良質なスカを探求したうえに、CDだけでなく7インチのレコードをコンスタントに出す心意気から、褒め言葉としての「音楽バカ」っていう表現がしっくりくるレーベルがスカインザワールドである。レーベル買いという、俗に言う考えずに散財する「大人買い」みたいな買いかたをしている人がいるわいるわ、周りにワンサカ。えぇわかりますその気持ち、ってなもんです。
まだまだ来日公演の記憶も新しい、ダブにスキネッズ・レゲエ、もちろんスカやロックステディもひっくるめて、まさにジャマイカの歴史に歩み寄ったスラッカーズも、スカインザワールドを通してアナログを出しているバンドだ。'05、'06年と、スカの大波が次から次へと来た訳だけれど、その流れがまだまだ続くということを強く感じたのが、僕の元に「'07年3月にスラッカーズがまたまた来日するよ!」という情報がもたらされた時だ。若干しゃがれているけどどことなく味のある、まるでつや消しのくすんだ色を放つヴィックのヴォーカルが、再び日本で鳴り響くとなれば、見過ごす訳にはいかない。さらにブルーズに精通したヴィックは、ソロとして渡辺俊美氏率いるズート16と一日だけアコギな対決をするという。贅沢にも、日米が誇る世界田舎音楽の探求者がステージを共にするというだけで「タマランね、これはもう行くしかないわ!」という気持ちになるのだ。
まったく知らなくても、そらもう軽い気持ちで、例えるなら盆踊りに行く感覚でモンキーダンスに興じてはどうだろう。「蝶のように舞い、蜂のように刺す」ようなついつい体が沸き立つ軽いジャブを浴び、一緒になって軽いステップを踏んでみては? 断定するなんてそうそうできないけれど、こればっかりは言える気がする。損することは"絶対に"ないですよ!
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The Slackers "Big Tunes! Tour"
21st Mar. @ Shinjuku Loft
22nd Mar. @ Nagoya Club Up Set
23rd Mar. @ Fukuoka Keith Flack
24th Mar. @ Okayama Desperado
25th Mar. @ Osaka Sunsui
26th Mar. @Hamamatsu Mescaline Drive
27th Mar. @ Shibuya Lush
Vic Ruggiero "Hamburguru" show
20th Mar. @ Shimokitazawa 440
PLease check the details @ Ska in the World
written by taiki
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