Alexis Korner's Blues Incorporated

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バックカタログ

- Part 1 -


 今年(2006年)は、3月に『kornerstoned』というコンピレーション・アルバムが発売されたのを皮切りに、「The Alexis Korner Collection」と題して合計6枚のアレクシス・コーナーに関連した作品がデジタル・リマスターされて発売された。オリジナル・アルバムの収録曲に加えて、多くの未発表BBCラジオ・セッションなどが収録されている。

 まず7月に発売されたのが『R&B From The Marquee』(1962年作品)、『At The Cavern』(1964年)、 『Alexis Korner's Blues Incorporated』(1965年)という3枚のアルバム。これらは全てアレクシス・コーナーズ・ブルース・インコーポレイテッドというバンド名義のもの。 その中でも、『At The Cavern』は今回初めてCD化された作品である。個人的にはブルース・インコーポレイテッドのアルバムの中でベストと言えるものであり、ぜひ聞いていただきたい1枚だ。断っておくが、過去にRadio ActiveというレーベルがCD化しているのだが、これはアーティスト側の許可なく無断で作成され販売されているものであり、正規品ではない。

 10月にはブルース・インコーポレイテッドの『Sky High』(1966年)、ソロ名義の『A New Generation Of Blues』(1968年)、そしてニュー・チャーチというバンド名義の『Both Sides』(1970年)という3枚が発売された。

 すでに2001年に『Red Hot From Alex』(1964年)が再発されており、これでブルース・インコーポレイテッドのアルバムは全てCD化されたことになる。「だから何?」と言われてしまえばそれまでなのだが、こういった過去の作品たち(アーカイブス)を手間ひまかけて、現在の最先端の技術でデジタル化して保存するという作業は、決して商業的には重要なものではないのかもしれない。中古盤市場で高価に取引されているアナログ盤を手ごろな値段でCDという形で供給して儲けようというだけであれば、先に述べたレーベルのようにブートレッグを作れば手っ取り早いのだ。

 そんなことはさておき、ブルース・インコーポレイテッドの代表作というとやはり1962年の作品、『R&B From The Marquee』ということになるのであろう。アルバム・ジャケットとそのタイトルから誤解されやすいのだが、これはマーキー・クラブでのライブが収録されているのではない。あくまでもスタジオで録音されたものである。英国におけるブルースの発展を語るとき最も重要な人物のひとりであるシリル・デイヴィスがこのブルース・インコーポレイテッドで残した作品はこのアルバム1枚のみ。「一緒に新しくブルースのためのクラブを開かないか」と彼がアレクシスを誘ったところから全てが始まったのだ。 そこに集まってきた若者たちの中にはその後ロック史に名を残すこととなる者も数多くいた。残念ながら、音楽の方向性の違いによりシリルはバンドを去ってしまう。どうやら一番の問題点はサックスを入れるか否かということだったようだ。確かに、ブルース・インコーポレイテッドの音楽は「こてこて」のブルースではなく、ジャズの要素がふんだんに取り入れられている。「じゃぁ、ジャズって何?ブルースって何?」とその定義なるものについて考えてしまいたくなるのだが、ジャンルにこだわることなく発想の赴くままにやりたい音楽をやる、ブルース・インコーポレイテッドはそんなバンドだったのではないかと思う。

 そんな彼らの作品の中で最もジャズ寄りに聞こえるものが『Alexis Korner's Blues Incorporated』なのではないだろうか。ボーナス・トラックを除けばインストゥルメンタルの曲ばかり。発売されたのは1965年であるものの、録音されたのはシリルがバンドを去った直後の1963年である。セロニアス・モンクとチャールズ・ミンガスに捧げたとされる"Blue Mink"をはじめとしてアレクシスによるオリジナルの楽曲が多い。「ワールド・ミュージック」という言葉を彷彿とさせるようなアレンジの"Preachin' The Blues"はロバート・ジョンソンのバージョンと聞き比べてみるもの面白い。




--> Part 2


written by miyo



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